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ジョン・メイナード・ケインズ~1883-1946~<下>
ロバート・スキデルスキー
著
村井章子
翻訳
発行年月 |
2023年02月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
620p,27p |
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大きさ |
22cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/哲学/概論・参考図書 |
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ISBN |
9784296113576 |
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商品コード |
1035163354 |
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NDC分類 |
289.3 |
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本の性格 |
学術書/学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2023年04月1週 |
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書評掲載誌 |
日本経済新聞 2023/05/13、読売新聞 2023/06/11、日本経済新聞 2023/12/23 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1035163354 |
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著者紹介
ロバート・スキデルスキー(著者):英ウォーリック大学政治経済学名誉教授。英歴史学、経済学アカデミー・フェロー。ケインズ研究の第一人者。3巻本からなるケインズの伝記(1983、1992、 2000)を執筆。英議会上院議員を歴任。その他の主な著書に、『何がケインズを復活させたのか』(日本経済新聞出版)、『ケインズ』(岩波書店)、『共産主義後の世界』(柏書房)『経済学のどこが問題なのか』(名古屋大学出版会)など。
村井章子(翻訳):翻訳者。上智大学文学部卒業。主な訳書に、ティロール『良き社会のための経済学』、バナジー&デュフロ『絶望を希望に変える経済学』、フリードマン『資本主義と自由』、スミス『道徳感情論』、カーネマンほか『NOISE(上下)』、カーネマン『ファスト&スロー(上下)』など。
内容
いまこそ、最も偉大な経済思想家から学ぶべきとき。
二つの世界大戦の時代を通じて、世界のあるべき秩序を求め、また母国を救うために奮闘、経済学に革命をもたらした知の巨人の伝説的伝記、待望の邦訳。ケインズ研究の第一人者が、研究、思想、政策、恋愛、生活、文化・外交活動にわたり、ケインの全生涯、人間像を生き生きと描く。
大戦後の世界秩序をめぐる闘いとは?
ついに成る『一般理論』の刊行、戦費調達問題、ブレトンウッズ協定、難局続きの対米金融交渉、襲いかかる病魔――。
経済の不確実性をめぐり思索を重ね、マクロ経済学を生んだ20世紀の最も偉大な経済学者、ケインズ。ギャンブラーでもあり、実務能力に長け、時代を見抜く先見性にすぐれたケインズは、第二次世界大戦と戦後の経済構想にどう関わっていったのか。
下巻では、不況の理論的解明、『一般理論』の完成、理論の政策への応用、「ケインズ革命」、ニューディールとの関わり、病魔との闘い、第二次世界大戦と戦費調達問題への対応、大蔵省への復帰、ブレトンウッズ協定につながる戦後の経済秩序の構想、難航をきわめた戦時下での対米金融交渉、そして心労を重ね死に至るまでの後半生を描く。