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江戸文化再考~これからの近代を創るために~(古典ルネッサンス)
中野 三敏
著
発行年月 |
2012年07月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
6p,239p |
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大きさ |
19cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/歴史学/日本史 |
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ISBN |
9784305002761 |
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商品コード |
1010345851 |
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NDC分類 |
210.5 |
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本の性格 |
学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2012年08月3週 |
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書評掲載誌 |
朝日新聞 2012/07/29、読売新聞 2012/09/09、産経新聞 2012/11/17 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1010345851 |
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著者紹介
中野 三敏(著者):1935年(昭和10年)福岡県生まれ。九州大学名誉教授。近世文学研究。1998年に紫綬褒章、2010年に文化功労者を受章。著書に『和本の海へ 豊饒の江戸文化』 (角川選書、2009年)、『江戸の文字を楽しむ』全三巻(角川学芸出版、2010年)等。
内容
近代はどこに向かうべきか。
そのヒントは江戸にある。
泰平の世、三百年をかけて文化を成熟させた江戸時代。
歪み、行き詰まる現代社会が成熟するためのヒントがそこにある。
社会・思想・書物・絵画ー従来の近代主義的な評価にとらわれず、
江戸に即して眺めることで、「江戸の本当の姿」を理解する。
江戸文学研究の泰斗による講演会を収録!
【新しい世の中、新しい二十一世紀というものが始まっていくとすれば、そのときに一番大事なことは、江戸というものを江戸に即して眺めるという姿勢であろうと思います。戦後の日本は、江戸の中の近代主義的に評価できる部分だけをピンセットで摘まみ上げて、それだけを評価してきたんですね。それが、これまでの日本の近代であったわけです。(中略)江戸を、近代主義的に良かろうが悪かろうが、良いところは良いところで簡単に評価することはできますけれども、一番近代的ではない部分も全部ひっくるめて、それが江戸の文化の姿だというふうに考えて、その中で江戸は立派な文明を作りあげた。それをちゃんと理解する。そういう姿勢を持つべきではないか。それが、これからの江戸文化に対する我々の姿勢。まさにそこにあるんではないかというふうに思います。】…「第一章 大勢五転 近代人の江戸観について」より