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中世王朝物語全集<14> 松浦宮物語
室城 秀之,
小川陽子
著
発行年月 |
2021年08月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
216p |
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大きさ |
22cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/文学/日本文学 |
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ISBN |
9784305400949 |
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商品コード |
1033598596 |
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NDC分類 |
913.41 |
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本の性格 |
学術書/学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2021年10月1週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1033598596 |
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著者紹介
室城 秀之(著者):【著者】室城秀之
一九五四年、東京都生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。白百合女子大学教授。著書に『うつほ物語の表現と論理』、注釈書『うつほ物語 全』『新版落窪物語』ほかがある。
小川陽子(著者):【著者】小川陽子
一九七七年、山口県生まれ。広島大学大学院博士課程後期修了。博士(文学)。岐阜大学准教授。著書に『『源氏物語』享受史の研究 付『山路の露』『雲隠六帖』校本』、論文に「物語の中世─創造と注釈」ほかがある。
内容
松浦宮物語
室城秀之[校訂・訳注]
唐に渡った弁少将は、皇位をめぐる争いに巻き込まれ、
皇后と新帝を助けて敵を滅ぼす。
また、神仙女の生まれ変わりの華陽公主から琴曲を伝授され、
天女のごとき鄧皇后の化身とは妖艶な逢瀬をかさねる。
弁少将は、別れを惜しみつつ帰国する。
新古今集の代表的歌人藤原定家が作った幻想的な物語。
かの地の戦乱・平定・徳治を描くのは、
源平合戦の時代相を反映していよう。
本書の底本には、東京国立博物館蔵伝後光厳院宸翰本『松浦宮物語』(古典籍覆製叢刊)を用いた。
雲隠六帖
小川陽子[校訂・訳注]
光源氏および宇治十帖の人々の後日談である。
光源氏は幻巻翌年の正月に遁世、
紫の上の七回忌に出家、十三回忌に入定する。
一方、浮舟は還俗して薫に引き取られ、
匂宮は今上の退位に伴い即位、中君は中宮となる。
中君は愛息の死により急逝、薫は出家をし姿を消す。
この間、登場人物の多くは亡くなるか出家遁世をし、
残された者も仏法に救いを求める姿が描かれる。
本書の底本には上方版無刊記九冊本『雲隠六帖抄』の物語本文を用い、これに名古屋市蓬左文庫寄託堀田文庫蔵本(堀)・愛知県立大学図書館蔵本(愛)・立花和雄氏蔵本(立)・早稲田大学図書館九曜文庫蔵本(九)の四本を参照して校訂本文を作成した。
【目 次】
凡例
松浦宮物語
巻一本文 注
巻二本文 注
巻三本文 注
解題・年立・系図・登場人物呼称一覧
雲隠六帖
本文 注
年立・系図・解題