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源氏物語の論(AKIYAMA KEN Selection)
秋山 虔
著
発行年月 |
2011年07月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
5p,395p |
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大きさ |
20cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/文学/日本文学 |
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ISBN |
9784305705570 |
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商品コード |
1003511880 |
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NDC分類 |
913.36 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2011年09月3週 |
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書評掲載誌 |
毎日新聞 2011/10/09 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1003511880 |
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著者紹介
秋山 虔(著者):大正13年(1924年)、岡山県生れ。
昭和22年東京帝国大学国文学科卒、同大学院修了。東京大学名誉教授。日本学士院会員。
源氏物語ほか女流日記文学などの注釈や作家論・作品論を手がけて平安朝文学研究に寄与した。平成13年文化功労者受賞。
主な著書に、『源氏物語の世界 その方法と達成』(昭和39年、東京大学出版会)、『王朝女流文学の形成』(昭和42年、塙書房)、『源氏物語』(昭和43年、岩波新書)、『王朝女流文学の世界』(昭和47年、東京大学出版会)、『日本古典文学大事典』(共編)(昭和58-60年、岩波書店)、『王朝の文学空間』(昭和59年、東京大学出版会)、『王朝文学史』(編)(昭和59年、東京大学出版会)、『伊勢』(昭和60年、ちくま学芸文庫)、『源氏物語の女性たち』(昭和62年、小学館)、『王朝語辞典』(平成12年、東京大学出版会)、『源氏物語を読み解く』(共著)(平成15年、小学館)、『古典をどう読むか 日本を学ぶための『名著』12章』(平成17年、笠間書院)、『源氏物語大辞典』(共編)(平成23年、角川学芸出版)などがある。
内容
物語というものはありそうもないこと、あってはならぬことがゆえに語り伝えられることにもなるのであろう——秋山虔
単行本未収録の論考を著者自身が厳選、構成した「論」に、昭和27年来、書き続けてきた書評を、笠間書院でピックアップし、その九割方を掲載。
近年の源氏物語をめぐる論考に加え、膨大な書評群により、著者が向き合ってきた、源氏物語の研究史を辿ることができる書。
「何もかも生きもののように息づいている動態的な相(すがた)を見出すように、物語をとらえてきた—」(鈴木日出男)