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コレクション日本歌人選<022> 東歌・防人歌

近藤 信義  著

和歌文学会  監修
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価格 \1,320(税込)         

発行年月 2012年03月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 4p,126p
大きさ 19cm
ジャンル 和書/人文科学/文学/日本文学
ISBN 9784305706225
商品コード 1009501423
NDC分類 911.102
基本件名 歌人
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2012年05月3週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1009501423

内容

うたの森に、ようこそ。
柿本人麻呂から寺山修司、塚本邦雄まで、日本の代表的歌人の秀歌そのものを、堪能できるように編んだ、初めてのアンソロジー、全六〇冊。「コレクション日本歌人選」の、東歌・防人歌です。

恋愛感情を主とし集団に向けて詠われた東歌、
九州沿岸の警備に赴く兵士とその家族が詠んだ防人歌。
『万葉集』に残る、東国に生きた人々の声を聞く。

東歌・防人歌 あずまうた・さきもりうた
『万葉集』の東歌・防人歌の舞台は現在の関東の諸県と長野県、静岡県を含んでいる。律令制下の東国へは二つの大きな官道(東海道・東山道)が通っていた。歌は道に沿っている。人々の歌好きは都人を驚嘆させていた。都人が失いかけていた人々の生活の中からの歌声があったのだ。東歌は衆に向かって楽しい。一方、九州辺境の防衛を担った防人達の歌は、同じ東国の出身者でありながら家郷の父母や妻・恋人に心を向けている。個の直裁な訴えが、現在今に届いてくる。時代を越えて心に響く歌々を東国の人々が放っていた。

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