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ドラマと方言の新しい関係~『カーネーション』から『八重の桜』、そして『あまちゃん』へ~

金水 敏, 田中 ゆかり, 岡室 美奈子, 内藤 愼介, 菓子 浩, 林 英世  著

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価格 \880(税込)         

発行年月 2014年08月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 103p
大きさ 21cm
ジャンル 和書/人文科学/言語学/日本語
ISBN 9784305707260
商品コード 1016067600
NDC分類 818.04
基本件名 日本語-方言
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2014年09月2週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1016067600

著者紹介

金水 敏(著者):大阪大学大学院文学研究科教授。東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。著書に『ヴァーチャル日本語 役割語の謎』(岩波書店、2003)、『日本語存在表現の歴史』(ひつじ書房、2006)、『役割語研究の展開』(共著、くろしお出版、2011)ほか。
田中 ゆかり(著者):日本大学文理学部教授。早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得満期退学。博士(文学)。著書に『「方言コスプレ」の時代―ニセ関西弁から龍馬語まで―』(岩波書店、2011)、『首都圏における言語動態の研究』(笠間書院、2010)、『方言学入門』(共著、三省堂、2013)など。
岡室 美奈子(著者):早稲田大学坪内博士記念演劇博物館館長・早稲田大学文学学術院教授。早稲田大学文学研究科博士課程単位取得満期退学。芸術学博士(アイルランド国立大学ダブリン校)。著書に『六○年代演劇再考』(共編、水声社、2012)、『サミュエル・ベケット!―これからの批評』(共編、水声社、2012)、『ベケットを見る八つの方法―批評のボーダレス』(共編、水声社、2013)、『サミュエル・ベケット―ドアはわからないくらいに開いている』(監修、早稲田大学坪内博士記念演劇博物館、2014)ほか。
内藤 愼介(著者):NHKドラマ番組部 エグゼクティブ・プロデューサー。1981年NHK入局。1985年ドラマ部に異動。プロデュース作品として、連続テレビ小説『オードリー』『どんど晴れ』、大河ドラマ『天地人』(2010年エランドール賞・エランドールプロデューサー賞)、金曜時代劇『春が来た』、連続ドラマ『真夜中は別の顔』『女将になります!』『ブルーもしくはブルー』、特集ドラマ『シェエラザード』『生き残れ』『さよなら、アルマ〜赤紙をもらった犬〜』ほか。
2013年東北・福島を舞台にした大河ドラマ『八重の桜』を制作。
菓子 浩(著者):NHKドラマ番組部チーフ・プロデューサー。1993年NHK入局。ドラマ10『セカンドバージン』『下流の宴』『はつ恋』、土曜ドラマスペシャル『それからの海』、土曜時代劇『浪花の華〜緒方洪庵事件帳〜』などを担当。連続テレビ小説は、『あまちゃん』(第51回(2013年度)ギャラクシー賞テレビ部門大賞)が『天花』『風のハルカ』『芋たこなんきん』『ちりとてちん』『ウェルかめ』に次いで6作品目。
林 英世(著者):岸和田市出身。女優。演出や俳優指導も。同志社大学文学部卒。映画『パッチギ』、NHK連続テレビ小説『カーネーション』『芋たこなんきん』『ごちそうさん』、舞台『セパレートテーブルズ』『ピグマリオン』、ひとり語り『桜の森の満開の下』『雨上がる』『芋虫』などに出演。『カーネーション』で岸和田ことば指導。和田竜『村上海賊の娘』(新潮社、2013)で泉州弁監修。

内容

近年、方言がドラマにおいて果たす役割がきわめて重要になってきた。
例えば、『カーネーション』から『八重の桜』、そして『あまちゃん』…。
本書は、言語研究の立場から、ドラマの方言を捉え直します。
果たして、ドラマの方言が変わってきているのか。
それとも、方言がドラマを変えたのか。
実際にドラマのことば指導を行っている俳優や、NHKのドラマ制作班の方々を迎え、その謎を考え、「ドラマ方言」が誕生する過程に迫る。
2014年3月に行われた「ドラマと方言の新しい関係」シンポジウムの完全書籍化。

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