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秀吉の虚像と実像

湯浅 佳子  著

堀 新, 井上 泰至  編
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価格 \3,080(税込)         

発行年月 2016年06月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 407p
大きさ 21cm
ジャンル 和書/人文科学/哲学/概論・参考図書
ISBN 9784305708144
商品コード 1020760004
NDC分類 289.1
個人件名 豊臣/秀吉
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2016年08月1週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1020760004

著者紹介

堀 新(編者):1961年生まれ。共立女子大学教授。著書に「信長公記を読む」など。
井上 泰至(編者):1961年生まれ。防衛大学校教授。著書に「サムライの書斎」など。

内容

こうすれば秀吉を、もっと面白くつかまえられる! 歴史学と文学のコラボレーションにより、実像も虚像も追究する書。 どのようにして秀吉は「虚像」として語られ、今その「実像」が問われているのか。豊臣秀吉総体を、これからどう捉えていくか。初の試みにして、指針となる書。 実像と虚像、歴史学と文学、どちらも面白く、重要であることが本書により改めて説かれる。単なる秀吉の通史ではない、多様な見方と大きな見通しの確認・発見を目指す。 ▼本書で明らかに! ○北政所の名は「ねい」でなく「ねね」と再確認! ○ひょうたんの馬験に隠された秀吉の出生の秘密とは? ○高松城の水攻めは実は沼の大きさに過ぎなかった! ○明からの「日本国王」への任命を一旦は受け入れていた! ○秀吉信仰と地震や靖国との意外なつながりとは? 【本書は、豊臣秀吉を素材に、歴史学が実像編、文学が虚像編を、それぞれの学問スタイルで執筆した。実像編は、主に古文書・古記録を使用して、現在何が、どこまで明らかになっているかを述べた。そのさい、必要に応じて典拠となる古文書・古記録を示している。これに対して虚像編は、一般に流布している歴史常識が、どのような軍記物語によっていかに形成されたのか、その虚像のあり方を浮き彫りにしている。この両者があわさることによって、「実像も虚像も追究する」ことができるのである。それは、豊臣秀吉という人物はもちろん、彼の生きた社会もより深く理解することである。それだけでなく、秀吉死後の時代の姿をも、豊臣秀吉という人物とその伝説を通じて掘り下げることでもある。】…序(堀新)より 執筆は、井上泰至[防衛大学校教授]/堀 新[共立女子大学教授]/湯浅佳子[東京学芸大学教授]/北川 央[大阪城天守閣館長]/太田浩司[長浜市長浜城歴史博物館館長]/柳沢昌紀[中京大学教授]/原田真澄[演劇博物館招聘研究員]/堀 智博[共立女子大学非常勤講師]/菊池庸介[福岡教育大学教授]/谷口 央[首都大学東京教授]/網野可苗[上智大学大学院]/遠藤珠紀[東京大学史料編纂所助教]/森 暁子[お茶の水女子大学研究員]/米谷 均[早稲田大学講師]/金子 拓[東京大学史料編纂所准教授]/丸井貴史[上智大学大学院]/谷 徹也[京都大学助教]/藤沢 毅[尾道市立大学教授]。(執筆順)。

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