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復興を実装する~東日本大震災からの建築・地域再生~

小野田 泰明, 佃 悠, 鈴木 さち  著

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価格 \3,080(税込)         

発行年月 2021年07月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 347p
大きさ 21cm
ジャンル 和書/社会科学/社会保障・社会福祉・社会政策 /社会保障・社会福祉・社会政策
ISBN 9784306046849
商品コード 1033353649
NDC分類 369.31
基本件名 東日本大震災(2011)
本の性格 実務向け
新刊案内掲載月 2021年08月3週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1033353649

著者紹介

小野田 泰明(著者):小野田泰明 (おのだ・やすあき)

一九六三年石川県金沢市生まれ。博士(工学)、一級建築士。東北大学大学院工学研究科都市建築学専攻教授、同災害科学国際研究所教授(兼担)。日本建築学会建築計画委員会委員長(二〇二〇年~)、同副会長(二〇二一年~)。

建築のソフトとハードをつなぐ「建築計画者」として、せんだいメディアテーク、流山おおたかの森小中学校などの立ち上げに参画。阿部仁史らと共同で、くまもとアートポリス・苓北町民ホール(日本建築学会賞・二〇〇三年)、東北大学百周年記念館・萩ホール(公共建築賞・二〇一六年)を設計。東日本大震災発災後は、岩手県釜石市復興ディレクター、宮城県石巻市復興推進会議会長、宮城県七ヶ浜町復興アドバイザーなどを努めながら復興事業に注力。日本建築学会建築計画委員長。著作に『プレ・デザインの思想──建築計画実践の一一箇条』TOTO出版、二〇一三年(日本建築学会著作賞)、『集合住宅の新しい文法──東日本大震災復興における災害公営住宅』(共著)新建築社、二〇一六年など。
佃 悠(著者):佃 悠(つくだ・はるか)

一九八一年福岡県北九州市生まれ。博士(工学)。一級建築士。東北大学大学院工学研究科都市・建築学専攻准教授。

東日本大震災の被災地で、災害公営住宅の計画やコミュニティ形成支援などに関わる。また、高齢者の居住環境の計画・支援、日英での集合住宅計画などの研究を行う。二〇一二年東京大学大学院工学系研究科建築学専攻博士課程修了、博士(工学)取得、二〇一二年東北大学大学院工学研究科都市・建築学専攻助教、二〇二〇年より現職。日本建築学会奨励賞、住総研研究・実践選奨などを受賞。共著に『集合住宅の新しい文法──東日本大震災における災害公営住宅』新建築社、二〇一六年など。
鈴木 さち(著者):鈴木さち(すずき・さち)

一九八九年宮城県塩釜市生まれ。博士(工学)。日本信託基金コーディネーターとしてインドネシアのユネスコ ジャカルタ事務所に勤務(二〇一八年〜)。

東北大学工学部建築社会環境工学科在学時に東日本大震災を経験し、その後同校修士・博士課程を通じて災害復興に関する研究に取り組む。第三回国連防災世界会議Children & Youth Forum日本事務局共同代表(二〇一五年)。日本学術振興会特別研究員(二〇一六〜二〇一七年)。一般財団法人世界防災フォーラム理事(二〇一九年〜)。U-INSPIRE Alliance(アジア太平洋地域連合)およびU-INSPIRE apan所属(二〇一九年〜)。

内容

3.11を中心にして、世界と日本で行われてきた復興の実態、とくにそれを担う主体の問題をとりまとめた、復興の「実装」論。

東日本大震災からの復興においても、下部構造に面倒なことが押しつけられ、それが等閑視される状況は、そう変わっていない。むしろこれは、現代の我々の社会が共通して抱える問題ともいえる。(中略)優れたコンセプトであるBuild Back Better に応える事例が復興の現場でなぜ少ないかを問う災害の科学、そして、感染症の流行の抑止の国ごとの巧拙にも関わる公衆衛生や政治・政策の科学などにも共通する。(中略)本書が、これから起こるかもしれない災害と復興に論理的な補助線を引く助けになればと思っている。(「はじめに」より)

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