ホーム > 商品詳細

丸善のおすすめ度

ユニバーサルデザインの基礎と実践~ひとの感覚から空間デザインを考える~

原 利明, 伊藤 納奈, 太田 篤史, 船場 ひさお, 松田 雄二, 矢野 喜正  著

(一社)日本福祉のまちづくり学会 身体と空間特別研究委員会  編
在庫状況 有り  お届け予定日 3~4日  数量 冊 
価格 \2,750(税込)         

発行年月 2020年10月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 166p
大きさ 21cm
ジャンル 和書/社会科学/社会保障・社会福祉・社会政策 /社会保障・社会福祉・社会政策
ISBN 9784306073562
商品コード 1032290067
NDC分類 369.27
基本件名 障害者福祉
本の性格 実務向け
新刊案内掲載月 2020年11月2週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1032290067

内容

身体で感じることを、空間で再現する――。ユニバーサルデザインやバリアフリーの設計や計画に必要な考え方を学ぶ一冊。[基礎編]では、視覚、聴覚、触覚などからの情報の受け取り方、その情報と実際の行動の関係性から、ひとがどのように空間に出会い、その性質を理解し、そして利用するのかを理解。[実践編]では、基本的な「人間と空間の出会い方」に基づいた「ユニバーサルデザイン」の試みの具体事例の数々を、「プラスのデザイン」から「マイナスのデザイン」という思想で紹介する。
目次:
基礎編 
見ること・聞くこと・触ること・移動すること

第1章 見ること─「見ること」をもう一度考えてみよう
「見ること」とは
高齢者・ロービジョン者にとっての「見ること」
先天色覚異常と「見ること」
「見ること」による空間認知─ロービジョン者の歩き方を通して
Column ブラインドサッカーとは何か(葭原滋男)

第2章 聞くこと─「音を聞く」とはどういうことなのか
「聞くこと」とは
高齢者・聴覚障害者にとっての「聞くこと」
「聞くこと」による空間認知─視覚障害者から学ぶ
Column 聞こえやすい音環境─突発性難聴の視点から(布施雄一郎)

第3章 触ること─普段「触ること」を意識していますか
「触ること」とは
「触ること」による空間認知─視覚障害者の歩き方を通して
Column 日本橋再発見(芳賀優子)

第4章 移動すること─「移動すること」を科学する
「歩くこと」とは─移動の基本
「移動すること」と感覚
「移動すること」を学ぶ─中途視覚障害者の歩行訓練を通して
Column 頭の中の通勤経路(葭原滋男)

実践編
「プラスのデザイン」から「マイナスのデザイン」へ

デザインの可能性─ひとの感覚から空間を考える(原利明)
室内空間のデザイン─見えづらさを支える施設設計(桑波田謙)
駅空間のデザイン─ホームドアにみる安全対策(大野寛之)
道路空間のデザイン─路面表示の活用(稲垣具志)
視覚障害者誘導用ブロックのデザイン─その成り立ちから(大野央人)
点字・触知案内図のデザイン─その可能性を高めるために(和田勉)
サインのデザイン─公共空間のわかりやすい案内(中村豊四郎)
音環境のデザイン─トータルデザインのための3つの視点(武者圭)
光環境のデザイン─照度から輝度へ(石田聖次)

*【情報保障】
本書をご購入いただいた方で、視覚障害、肢体不自由、学習障害などの理由から、そのままの状態で読むことができない読者に、本書のテキスト電子データを提供いたします。
ご希望の方は、本書巻末にあるテキストデータ引換券(コピー不可)を同封し、郵便番号、ご住所、お名前、お電話番号、メールアドレスを明記のうえ、鹿島出版会までお送りください。

目次

カート

カートに商品は入っていません。