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その<脳科学>にご用心~脳画像で心はわかるのか~

サリー・サテル, スコット・O.リリエンフェルド  著

柴田 裕之  翻訳
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価格 \2,200(税込)         

発行年月 2015年07月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 329p
大きさ 20cm
ジャンル 和書/生命科学、医学、農学/基礎医学/生理学
ISBN 9784314011297
商品コード 1018130507
NDC分類 491.371
基本件名
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2015年08月1週
書評掲載誌 読売新聞 2015/08/30、朝日新聞 2015/09/27
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1018130507

著者紹介

サリー・サテル(著者):イェール大学医学部講師。アメリカン・エンタープライズ公共政策研究所の研究員。精神科医。
スコット・O.リリエンフェルド(著者):エモリー大学心理学部教授。

内容

《脳科学リテラシーを身につけるために》ビジネス、中毒研究、法廷などで使われる大衆受けしそうな脳科学の成果をメディアが喧伝することによって、心の働きが解明されたと曲解されている現状を、精神科医と心理学者が豊富な事例をもとに解説する。発展途上にある脳科学を実社会で応用する際に生じる問題を鋭く指摘し、その本来あるべき姿を示す。 * * *私たちが本書を書いたのは、錨(いかり)の役割を果たしたかったからだ。この企ての狙いは、脳科学やその代表的な道具である脳画像法を批判することではない。まず何よりも、無分別な脳科学について、すなわち、過剰な単純化、勝手気ままな解釈、さらには法や商業、臨床、哲学の領域における脳科学の時期尚早の応用を暴露することにある。第二に(といっても、これまた重要なのだが)、人間行動を理解するためには、脳は最も重要な分析のレベルであり、心(脳の活動の心理的産物)はたいした意味は持たないという思い込みが、ますます広まっている現状への批判にある。(エピローグ「脳よりも“心”」)

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