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アルカイダから古文書を守った図書館員

ジョシュア・ハマー  著

梶山 あゆみ  翻訳
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価格 \2,310(税込)         

発行年月 2017年06月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 349p
大きさ 20cm
ジャンル 和書/総記/総記/図書館情報学
ISBN 9784314011488
商品コード 1024851077
NDC分類 018.09
基本件名 文書館
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2017年07月4週
書評掲載誌 日本経済新聞 2017/07/22、産経新聞 2017/07/30、朝日新聞 2017/07/30
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1024851077

著者紹介

ジョシュア・ハマー(著者):ニューヨーク生まれ。プリンストン大学で英文学を専攻。ドイツのベルリンを拠点に世界各地を取材し、『スミソニアン』誌、『アウトサイド』誌などに定期的に寄稿。全米雑誌賞など受賞。

内容

「この過激な武装勢力は、自らが理想とする〝純粋なイスラム社会”と相容れなければ、人であれ物であれ聖戦(ジハード)を仕掛けると宣言している。だとしたら、連中にとってこの大箱の中身ほど危険なものはない。なにしろそこには500年におよぶ人間的な喜びがあふれているのだから。論理学や占星術の書、医学書、音楽への賛歌、恋愛を至上のものとして謳い上げた詩。肉欲や世俗の快楽をも肯定し、神のみならず人間にも美しきものを生む力があることをありありと伝えている。しかも、同じような古文書はトンブクトゥ市内の隠し場所にまだ何万と残されていた。そして今、男はわずかな仲間とともにそれを救い出そうとしている」(「プロローグ」より)●37万点もの歴史遺産はいかに救われたか――西アフリカ・マリ共和国中部のトンブクトゥは、古くから金や岩塩、奴隷などの交易で繁栄、イスラム文化が花開き、16世紀には100以上のコーラン学校やモスクが建てられた「古の学術都市」である。各家庭でひそかに保存されてきた往時の手彩色の古文書の多くが図書館に納められて数年後、アルカイダ系組織がマリ北部を制圧した――「ワシントン・ポスト」など各紙誌でも高く評価された、話題のノンフィクション!

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