丸善のおすすめ度
塗りつぶされた町~ヴィクトリア期英国のスラムに生きる~
サラ・ワイズ
著
栗原 泉
翻訳
発行年月 |
2018年06月 |
---|
|
|
言語 |
日本語 |
---|
媒体 |
冊子 |
---|
|
|
ページ数/巻数 |
461p |
---|
大きさ |
20cm |
---|
|
ジャンル |
和書/社会科学/社会学/社会問題・社会運動 |
---|
|
|
ISBN |
9784314011617 |
---|
|
商品コード |
1027620592 |
---|
NDC分類 |
368.2 |
---|
|
|
本の性格 |
学術書/学生用 |
---|
|
新刊案内掲載月 |
2018年08月1週 |
---|
書評掲載誌 |
日本経済新聞 2018/08/25 |
---|
商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1027620592 |
---|
著者紹介
サラ・ワイズ(著者):バークベック・カレッジでヴィクトリア期を研究し修士号を取得。カリフォルニア大学ロンドン研究センターで19世紀英国の社会史を教えるほか、『フィナンシャル・タイムズ』等に寄稿。
内容
19世紀末、繁栄のきわみにあった大英帝国の首都にすさまじい貧困のなか6000人が暮らすスラムがあった――都市型スラムの原型ともいわれるイースト・エンドのニコル地区はいかに生まれ、消えていったのか社会主義や優生学など当時生まれた思想はいかなる影響を与えたのか福祉制度の成立にいかに寄与したのか――その歴史に迫る「徹底的にリサーチされた、傑出した社会史。対象に向けた視線が優しい」(インディペンデント紙)「聡明な歴史家サラ・ワイズが手がけた本書は、ヴィクトリア期の悲惨を描いた表面的なメロドラマにはならない……ここには本物の人生が描かれている。表立って語られずとも、読者は今の時代に通じるものについて考えないではいられない」(デイリー・テレグラフ紙)「ニコルは今日における都市型スラムの原型であった。本書を読んで、驚愕せよ」(ニュー・ステイツマン誌)