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魔術師と予言者~2050年の世界像をめぐる科学者たちの闘い~
チャールズ・C.マン
著
布施由紀子
翻訳
発行年月 |
2022年03月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
849p |
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大きさ |
20cm |
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ジャンル |
和書/理工学/環境科学・工学/環境科学・工学 |
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ISBN |
9784314011907 |
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商品コード |
1034227359 |
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NDC分類 |
519.04 |
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本の性格 |
学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2022年04月4週 |
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書評掲載誌 |
日本経済新聞 2022/06/04 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1034227359 |
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著者紹介
チャールズ・C.マン(著者):【著者】チャールズ・C. マン
ジャーナリスト、サイエンスライター、「アトランティック」誌、「サイエンス」誌の通信記者。ナショナル・マガジン・アワードの候補に3 度ノミネートされたほか、米国物理学協会、アルフレッド・P. スローン財団などの機関から数々の賞を受賞歴している。『1491――先コロンブス期アメリカ大陸をめぐる新発見』(NHK出版)は全米の話題をさらい、米国科学アカデミー・コミュニケーション賞を受賞。続編『1493――世界を変えた大陸間の「交換」』(紀伊國屋書店)も全米ベストセラーとなり、「タイム」誌の2011年度ベスト・ノンフィクション部門で第1位を獲得した。ほかに邦訳された著書(いずれも共著)に、『素粒子物理学をつくった人々』(ハヤカワ文庫NF)、『アスピリン企業戦争――薬の王様100年の軌跡』(ダイヤモンド社)がある。
布施由紀子(翻訳):【訳者】布施由紀子(ふせ・ゆきこ)
翻訳家。大阪外国語大学英語学科卒。マンの2作品『1493』『1491』の翻訳を手掛けている。その他の役所には、ホックシールド『壁の向こうの住人たち――アメリカの右派を覆う怒りと嘆き』(岩波書店)、タース『動くものはすべて殺せ――アメリカ兵はベトナムで何をしたか』(みすず書房)、シュローサー『核は暴走する――アメリカ核開発と安全性をめぐる闘い』(河出書房新社)、スナイダー『ブラッドランド――ヒトラーとスターリン大虐殺の真実』(筑摩書房)など多数ある。
内容
食料、水、エネルギー、気候変動――
30年後に地球の人口が100億人になっても、この星で全員生きていけるのだろうか?!
魔術師派は「科学の力で解決せよ!」と唱え、
予言者派は「自然を守るべく削減せよ!」と叫ぶ。
――これは、人類に迫る危機についての話だ。
現代の環境保護運動の礎となる理念を構築した生態学者ウィリアム・ヴォート=予言者派と、品種改良による穀物の大幅増産で「緑の革命」を成功させ、ノーベル平和賞を受賞した農学者ノーマン・ボーローグ=魔術師派の対立する構図を軸に、前作『1491』『1493』が全米ベストセラーとなった敏腕ジャーナリストが、厖大な資料と取材をもとに人類に迫りくる危機を描き出した、重厚なノンフィクション。《人類の未来を考えるための必読書》
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「本書は両者の成功と失敗にまつわる情報の宝庫だ。著者の目的は勝者を決めることではなく、将来に向けて、魔術師派と予言者派をどう組み合わせるべきか、その判断材料を提示することだ」
――ウォール・ストリート・ジャーナル
「特筆すべきは、著者はどちらの側にもついていないこと。読者は魔術師派がもたらした驚異的な進歩に心を揺さぶられつつ、予言者派の描く暗澹たる未来像にも頷かざるを得ない。また、科学技術の軌跡が望ましくない結果を招きうること、予言者派の勧める自己犠牲が人間の本性に反することにも気づかされる」
――カーカス・レビュー
「マンがまたもや読み応えのある歴史大作を書き上げた。彼は魔術師と予言者を両極に配置し、カテゴリーが曖昧で複雑な問題を考える材料をわれわれに与えてくれる」
――サンフランシスコ・クロニクル