内容
アイザック・ニュートンが明らかにした「万有引力の法則」は、宇宙と天体の運動を解明する手がかりをあたえてくれました。観測技術が発展した今では、130億光年かなたまで宇宙を見渡せるまでになっています。
本書は、著者の東京大学名誉教授の祖父江義明先生の案内で、天文学で使う単位や法則、さまざまな天文現象を紹介しながら、地球を出発して宇宙全体までをやさしい計算でめぐります。天体までの距離や銀河の回転運動、宇宙の全体像を実感をもって理解していただける内容になっています。
天文・宇宙ファンの読みものとしてだけでなく、高校から大学院までの演習に使えるような話題も豊富に掲載。天文学者をめざすなら必読の入門書です。