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アーティファクトデザイン(京都大学デザインスクールテキストシリーズ 3)
椹木 哲夫,
松原 厚,
川上 浩司,
堀口 由貴男
著
椹木 哲夫
編
発行年月 |
2018年04月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
2p,297p |
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大きさ |
24cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/芸術/デザイン |
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ISBN |
9784320006027 |
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商品コード |
1027329911 |
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NDC分類 |
757 |
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本の性格 |
テキスト |
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新刊案内掲載月 |
2018年06月1週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1027329911 |
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著者紹介
椹木 哲夫(編者):京都大学大学院工学研究科博士課程指導認定退学。同大学大学院工学研究科機械理工学専攻教授。
内容
人工物のデザイン対象を,技術的要因に加えて人的要因・組織的な要因が相互に複雑に絡む複合体と見なし,特に人工物自身の中身と組織である「内部」環境と,人工物がそのなかで機能する環境である「外部」環境,さらにそこにヒトがどのように人工物とかかわるかの「インタラクション」の3つの視点からのデザインを考える。ここに通底するのが,人工物の理解を可能にしているヒトの認知戦略であるが,本書では,ヒトの認知をどのように捉え,インタフェースの技術がそれをどのように支援するのか,それによりヒトの認知がどのように変容し,認知の対象はどこまで拡がりを見せるのか,について考える。そして人工物と環境ならびにヒトとの間で生み出されるインタラクションの諸相に着目し,ヒトが外界との連続的な相互のかかわりの中で見出している認知戦略について明らかにする。さらに,ヒトの活動を支える技術として,個人や社会にとって,光の部分のみならず,影の部分,すなわち新たな技術によって抱え込むことが予想される矛盾,へも配慮しながら,それへの解消に向けてどのような技術革新が求められるかについても明らかにする。