遺伝子とコンピュータ~生命の設計図をひもとく~(情報フロンティアシリーズ)
小長谷 明彦
著
発行年月 |
2000年01月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
164p |
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大きさ |
19 |
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ジャンル |
和書 |
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ISBN |
9784320029521 |
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商品コード |
0100003141 |
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NDC分類 |
467.3 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=0100003141 |
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内容
遺伝子とは、一言でいうと、生命を形作る蛋白質の設計図を意味します。その設計図は、細胞の中にあるDNAという二重らせんの高分子に格納されているのです。DNAの中にはたくさんの遺伝子が含まれています。そして、一つの生命を実現するために必要な一そろいの遺伝子セットを「ゲノム」と呼んでいます。つまり、ゲノムとは、生命の設計図ということになるのです。いま、バイオロジーと情報処理技術が融合し、生命の秘密を解き明かそうという「ゲノム解析プロジェクト」が世界的な規模で進行しています。この生命の設計図を分子レベルですべて解読してしまおう、というわけです。これにより、難病の治療とか、植物や動物の品種改良その他、さまざまなバイオ関連産業の育成が期待されているのです。本書では、遺伝子の生命の設計図としての位置づけ、ならびにゲノム解析プロジェクトの概況について紹介し、さらに分子生物情報学で精力的に研究されている遺伝子発見、遺伝子の機能予測、タンパク質の立体構造予測、遺伝子ネットワークを中心として、この分野の最先端の内容を非常に分かりやすく紹介しております。また、巻末には付録として、大量の遺伝子関連のWebサイト一覧、および内容紹介付きの参考文献を配して、読者の便宜を図っております。