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動物の多様な生き方<2> 動物の生き残り術 

酒井 正樹  著

日本比較生理生化学会  編
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価格 \3,850(税込)         

発行年月 2009年05月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 247p
大きさ 21
ジャンル 和書/生命科学、医学、農学/生物学/動物学
ISBN 9784320056886
商品コード 0109042262
NDC分類 481.3
基本件名 動物生理学
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=0109042262

内容

動物は何のために生きているのか。生物学では、それは自分の遺伝子を残すためであるということになっている。この目的を遂行するため、動物は多かれ少なかれ、ワンセットの行動レパートリーをもっている。移動し、探し、襲い、食う。また、逃げ、隠れ、だまし、ときには変身することもある。そして、交信し、つがい、すみかをつくり、さらには協力し合い、社会的絆をつくることもある。こうした行動は、彼らの生活圏の物理的環境、また餌や天敵などの生物的環境と深く関わっており、各レパートリーには驚くべき多様性がみられる。
本書『動物の生き残り術』では、13の行動レパートリーとしくみが紹介される。登場する動物はおもに節足動物である。彼らは、シンプルな体制をもちながらも地球上で最も繁栄を誇っており、行動の多様性においてはほかを凌駕している。彼らから得られる知識は、ヒトを含む高等動物の行動メカニズム解明に大いに参考となるし、また工学的応用へのヒントにもなりうる。
本書では、行動生物学・神経行動学のエッセンスを、現在活躍中の若手・中堅の方々に紹介いただいた。それぞれの分野は、研究の進展度によって、メカニズムの解明が行動レベルにとどまっているものもあれば、神経レベルに迫るものもある。しかし、いずれにおいても、話題は基礎から最新の知見にまで及んでいる。この本が刺激となって、読者の動物行動への興味がふくらみ、さらにそのしくみへの関心が高まるとしたら、執筆者一同、このうえない喜びである。
(序文より抜粋)

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