ホーム > 商品詳細
丸善のおすすめ度

ライティング教育の可能性~アカデミックとパーソナルを架橋する~

松下 佳代, 川地 亜弥子, 森本 和寿, 石田 智敬  編
在庫状況 有り  お届け予定日 3~4日  数量 冊 
価格 \3,300(税込)         

発行年月 2025年04月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 12p,310p
大きさ 21cm
ジャンル 和書/人文科学/言語学/概論・参考図書
ISBN 9784326251834
商品コード 1039917034
NDC分類 801.6
基本件名 文章
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2025年05月3週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1039917034

著者紹介

松下 佳代(編者):松下 佳代(まつした かよ)

京都大学大学院教育学研究科教授、博士(教育学, 京都大学)。1960年生まれ。京都大学大学院教育学研究科博士後期課程学修認定退学。専門は、教育方法学、大学教育学。とくに、能力、学習、評価をテーマに研究と実践支援を行っている。主な著作に、『パフォーマンス評価』(日本標準, 2007)、『〈新しい能力〉は教育を変えるか─学力・リテラシー・コンピテンシー─』(ミネルヴァ書房, 2010)[編著]、『ディープ・アクティブラーニング─大学授業を深化させるために─』(勁草書房, 2015)[編著]、Deep active learning: Toward greater depth in university education(Springer, 2017)[編著]、『対話型論証による学びのデザイン─学校で身につけてほしいたった一つのこと─』(勁草書房, 2021)、『ミネルバ大学を解剖する』(東信堂, 2024)[編著]、『測りすぎの時代の学習評価論』(勁草書房, 2025)など。
川地 亜弥子(編者):川地 亜弥子(かわじ あやこ)

神戸大学大学院人間発達環境学研究科教授、博士(教育学, 京都大学)。1974年生まれ。京都大学大学院教育学研究科博士後期課程修了。専門は、教育方法学。とくに、日本の生活綴方・作文教育を中心に、研究・実践支援を行っている。主な著作に、『子どもとつくるわくわく実践─ねがいひろがる教育・保育・療育─』(全障研出版部, 2022)、『時代を拓いた教師たちⅢ─実践記録で紡ぐ戦前教育実践への扉─』(日本標準, 2023)[共編著]、『戦後日本教育方法論史 上─カリキュラムと授業をめぐる理論的系譜─』(ミネルヴァ書房, 2017)[共著]、「戦前生活綴方における教育評価論の構造─1930年代の『集団的合評作業]の分析を中心に─」『教育方法学研究』(30巻, 2005, 1-12)[日本教育方法学会研究奨励賞受賞論文]など。

森本 和寿(編者):森本 和寿(もりもと かずひさ)

大阪教育大学教育総合系准教授、博士(教育学, 京都大学)。1987年生まれ。京都大学大学院教育学研究科博士後期課程修了。専門は、教育方法学。とくに、米国のライティング教育、日本の作文・綴方教育について、書くことを通じた人間形成という観点から研究を行っている。主な著作に、「米国大学初年次における表現主義に基づくライティング教育─ピーター・エルボウの理論と教科書の分析─」『教育方法学研究』(45巻, 2020, 37-47)[日本教育方法学会研究奨励賞受賞論文]、「友納友次郎の綴方教授論における『描写』と『自己信頼』─随意選題論争を手がかりとして─」『関西教育学会研究紀要』(17巻, 2017, 1-16)[関西教育学会学会賞受賞論文]など。

石田 智敬(編者):石田 智敬(いしだ ともひろ)

愛知県立芸術大学音楽学部准教授、博士(教育学, 京都大学)。1993年生まれ。京都大学大学院教育学研究科博士後期課程修了。専門は、教育方法学。とくに、教育評価、学習評価をテーマに理論的・実践的研究を進めている。主な著作に、「スタンダード準拠評価論の成立と新たな展開─ロイス・サドラーの所論に焦点を合わせて─」『カリキュラム研究』(30巻, 2021, 11-28)[日本カリキュラム学会研究奨励賞受賞論文]、「ロイス・サドラーによる形成的アセスメント論の検討─学習者の鑑識眼を錬磨する─」『教育方法学研究』(46巻, 2021, 1-12)[日本教育方法学会研究奨励賞受賞論文]など。

内容

各国のライティング(書くこと)の教育的広がりや深みについて、さまざまな立場・角度から探究し、その可能性を示す。

アカデミック・ライティングの意義や評価に関する議論を含みつつも、「ライティング教育=アカデミックな文章の技術指導」という狭い見方に限定されず、人間形成全体におけるライティング教育の可能性を探る。そのため、パーソナル・ライティングというもう一つの軸を立て、アカデミックとパーソナルの両側面を架橋することを目指す。

目次

カート

カートに商品は入っていません。