貨幣・雇用理論の基礎
大瀧 雅之 著
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内容
目次
目次 はしがき 序章本書の目的と構成 本書の目的 本書の構成 第I部 ケインズ理論の再構築を目指して 第1章 価格と貨幣の基礎理論 1.1 経済活動の中心は貨幣 1.2 限界費用か貨幣数量か 1.3 価格の硬直性= 貨幣の信頼性 1.4 インフレは貨幣的現象か 1.5 Keynes-Walras 型モデル 1.6 貨幣数量説との理論的関連 章末付録 指数理論の基礎 第2章 寡占と雇用の基礎理論 2.1 寡占の動学的意義 2.2 Keynes-Chamberlin 型モデル 2.3 寡占の効能 補遺 デフレの場合 章末付録 Kiyotaki-Wright モデルの再検討 第3章 非自発的失業の存在証明 3.1 「完全雇用政策」の政治経済学的意義 3.2 企業は誰のものか 3.3 名目賃金交渉と「非自発的失業」:Keynes-Carr 型モデル 3.4 モデル分析 章末付録 労働組合性悪説(口入屋理論) 第4章 フィリップス曲線再考 4.1 フィリップス曲線は市場の不完全性を表すものか 4.2 労働の学習効果について 4.3 モデルの設定 4.4 市場均衡 4.5 財政・金融政策の経済厚生的意義 4.6 おわりに 第II部 ケインズ理論の哲学的背景 第5章 同時代人としてのケインズ 5.1 道徳科学としての経済学:ケインズとロビンスを中心に 5.2 人間としての労働者:ケインズとピグーを中心に 5.3 おわりに 第6章 ケインズの政治哲学:ロバート・スキデルスキー著 Keynes: The Return of the Master に寄せて 6.1 はじめに 6.2 本書の構成と内容 6.3 技法・近似としての「合理的期待仮説」 6.4 『貨幣・雇用理論の基礎』の政治経済学的意義 参考文献 人名索引 事項索引
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