丸善のおすすめ度
アマルティア・セン回顧録<上> インドでの経験と経済学への目覚め
アマルティア・セン
著
東郷 えりか
翻訳
発行年月 |
2022年12月 |
---|
|
|
言語 |
日本語 |
---|
媒体 |
冊子 |
---|
|
|
ページ数/巻数 |
16p,264p,10p |
---|
大きさ |
20cm |
---|
|
ジャンル |
和書/人文科学/哲学/概論・参考図書 |
---|
|
|
ISBN |
9784326550890 |
---|
|
商品コード |
1035502839 |
---|
NDC分類 |
289.2 |
---|
|
|
本の性格 |
学術書/学生用 |
---|
|
新刊案内掲載月 |
2023年02月1週 |
---|
書評掲載誌 |
読売新聞 2023/02/26、朝日新聞 2023/03/04、日本経済新聞 2023/03/18 |
---|
商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1035502839 |
---|
著者紹介
アマルティア・セン(著者):アマルティア・セン(Amartya Sen) ハーヴァード大学経済学・哲学教授。1998年にノーベル経済学賞を受賞。1998年から2004年までケンブリッジ大学トリニティ・カレッジの学寮長(マスター)を務めた。『自由と経済開発』(日本経済新聞社)、『議論好きなインド人』(明石書店)、『アイデンティティと暴力』(勁草書房)、『正義のアイデア』(明石書店)などの著書は高く評価されており、40カ国語以上に翻訳されている。2012年にアメリカのオバマ大統領より国家人文学勲章が授与され、2020年にはドイツのシュタインマイヤー大統領よりドイツ書籍協会平和賞を受賞した。
東郷 えりか(翻訳):東郷えりか(とうごうえりか) 上智大学外国語学部フランス語学科卒業。本書以外のアマルティア・センの訳書として『人間の安全保障』(集英社)、『アイデンティティと暴力』(勁草書房)がある。ほかに、ルイス・ダートネル『この世界が消えたあとの科学文明のつくりかた』(河出書房新社)、グレタ・トゥーンベリ編著『気候変動と環境危機──いま私たちにできること』(河出書房新社)、トリストラム・ハント『エンゲルス──マルクスに将軍と呼ばれた男』(筑摩書房)など訳書多数。
内容
最高の知性はいかに生まれたのか? ベンガル大飢饉や激しい宗教対立など、原点となる少年時代の体験から経済学に出会うまでを語る。
1933年、ダッカに生れたアマルティアは、タゴールが創設した学校で学び、ベンガル大飢饉を目の当たりにし、ムスリムとヒンドゥーの過酷な宗教対立に衝撃を受ける。後にノーベル経済学賞を受賞する少年は、イギリスから独立していく激動のインドで何を感じたのか? 経済学に目覚めるまでを独特のユーモアを交えて振り返る。
【原著】Amartya Sen, Home in the World: A Memoir(Penguin Press, 2021)