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ソーシャルワークはマイノリティをどう捉えてきたのか~制度的人種差別とアメリカ社会福祉史~
西﨑 緑
著
発行年月 |
2020年08月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
6p,260p,23p |
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大きさ |
22cm |
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ジャンル |
和書/社会科学/社会保障・社会福祉・社会政策
/社会保障・社会福祉・社会政策 |
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ISBN |
9784326701179 |
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商品コード |
1031866234 |
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NDC分類 |
369.0253 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2020年09月3週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1031866234 |
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著者紹介
西﨑 緑(著者):西﨑 緑(にしざき みどり)
1958年生。首都大学東京大学院社会学研究科社会福祉学専攻修了。博士(社会福祉学)。現在、島根大学人間科学部教授。著書:『介護と福祉システム転換』(共著、未來社、1998年)、「東アジア型福祉国家の変容と福祉専門職が担う役割」『社会事業史研究』(44): 91-107、2013、「アイナベル・リンジーと草創期の黒人ソーシャルワーカー養成教育」『明治学院大学社会学・社会福祉学研究』(145): 219-253、2015 ほか。
内容
ソーシャルワーカーの専門職化と福祉国家形成のはざまで、マイノリティはなぜ置き去りにされたのか。社会福祉的価値の基盤を問う。
19世紀民間慈善活動に始まる米国ソーシャルワークの歴史は、公民権運動盛り上がる1960年代まで、黒人を含むマイノリティをその対象からはじき出し続けた排除の歴史でもある。ソーシャルワークの歴史を単線的発展史ではなく、社会・思想状況とのかかわりの中で捉え、社会福祉的価値の基盤を問う出色の一書である。