丸善のおすすめ度
ポライトネスの語用論
ジェフリー・リーチ
著
熊野 真理,
斉藤 早智子,
鈴木 卓,
津留﨑 毅
翻訳
田中 典子
監修
発行年月 |
2020年06月 |
---|
|
|
言語 |
日本語 |
---|
媒体 |
冊子 |
---|
|
|
ページ数/巻数 |
25p,500p |
---|
大きさ |
21cm |
---|
|
ジャンル |
和書/人文科学/言語学/社会言語学 |
---|
|
|
ISBN |
9784327401726 |
---|
|
商品コード |
1031780648 |
---|
NDC分類 |
801.03 |
---|
|
|
本の性格 |
学術書 |
---|
|
新刊案内掲載月 |
2020年07月4週 |
---|
|
商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1031780648 |
---|
著者紹介
ジェフリー・リーチ(著者):ジェフリー・リーチ(Geoffrey Leech)[1936-2014]
ランカスター大学名誉教授。著書に Semantics (『現代意味論』研究社)、Explorations in Semantics and Pragmatics (『意味論と語用論の現在』理想社)、 Principles of Pragmatics ( 『語用論』紀伊國屋書店)など。
田中 典子(監修):監訳者:田中典子(たなか のりこ)
清泉女子大学教授。訳書にジェニー・トマス『語用論入門』、ヘレン・スペンサー=オーティー『異文化理解の語用論』、ブラウン&レヴィンソン『ポライトネス:言語使用における、ある普遍現象』(いずれも共訳、研究社)など。
内容
◎語用論やポライトネス研究の第一人者の最後の著書
本書は、語用論やポライトネス研究の第一人者であるジェフリー・リーチが最後に出版した本(The Pragmatics of Politeness, 2014)で、ポライトネス研究のこれまでの流れを概観するとともに、コーパスのデータを用いて「謝罪」「依頼」「感謝」などの発話事象を具体的に考察し、さらには語用論の研究方法やリサーチ方法についても解説。随所に日本語への言及もあるので、日本の読者も興味を持って読むことができる。語用論やポライトネスを研究する大学生・大学院生、並びに研究者に大いに役立つ一冊。
〈目 次〉
第1部 基礎を固める
第1章 序 論
第2章 ポライトネス:様々な視点
第3章 語用論、間接性、neg-ポライトネス:ポライトネス・モデル構築のための基礎
第4章 ポライトネス:そのモデル
第2部 英語使用におけるポライトネスとインポライトネス
第5章 ケース・スタディ:謝 罪
第6章 依頼と、その他の行為指示
第7章 その他のポライトネスに敏感な発話事象
第8章 ポライトネスと、その「反対概念」
第3部 さらなる展望
第9章 データ収集の方法:実証的語用論
第10章 中間言語語用論と異言語・異文化間ポライトネス
第11章 ポライトネスと英語史
付録 語用論とneg-ポライトネス:その背景