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あたらしい第二言語習得論~英語指導の思い込みを変える~
鈴木 祐一
著
発行年月 |
2024年10月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
13p,241p |
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大きさ |
21cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/言語学/英語 |
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ISBN |
9784327411114 |
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商品コード |
1039343760 |
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NDC分類 |
830.7 |
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本の性格 |
テキスト/実務向け |
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新刊案内掲載月 |
2024年11月4週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1039343760 |
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著者紹介
鈴木 祐一(著者):鈴木 祐一(すずき・ゆういち)
早稲田大学国際学術院・国際教養学部准教授。東京学芸大学教育学研究科(英語教育)修士課程修了後、メリーランド大学カレッジパーク校でPh.D.(第二言語習得)取得。神奈川大学国際日本学部准教授を経て現職。Studies in Second Language Acquisitionなど国際学術誌の編集委員を務める。主著に、『英語学習の科学』(編著、研究社)、『高校英語授業における文法指導を考える――「文法」を「教える」とは?』(共著、アルク)、Practice and automatization in second language research: Perspectives from skill acquisition theory and cognitive psychology(編著、Routledge)がある。
内容
今までの指導を振り返り、授業改善を後押しするISLA入門講義
文法をしっかり教えたのに、生徒が英語を使えないのはなぜでしょうか?
英作文の間違いを、ぜんぶ丁寧に添削していませんか?
生徒のやる気を引き出す「正解」を求めて悩んでいませんか?
そんな教師の悩みと疑問にISLA(指導場面における第二言語習得)研究が答えます!
多岐にわたるテーマについて、ISLA研究の基礎知識から最新の研究成果までを丁寧に解説した入門書。教育実践に役立つ知見が得られるよう、日本の英語教育の現場に直結するISLA研究も積極的に取り上げました。教師も教職を目指す学生も必読の一冊!
<目次>
序章 英語を教えるときの思い込みを探る:「13の問い」で振り返る
第1部 言語知識とスキルの指導法
第1章 文法指導:学びのプロセスからどう教えるかを考える
第2章 語彙指導:優先順位を決めバランスを取る
第3章 発音・語用論指導: 国際共通語としての英語を身につける
第2部 学習者中心のアプローチにおける教師の役割
第4章 インタラクションと協同学習:認知・社会文化的視点から考える
第5章 訂正フィードバック:学習者を起点に支援しよう
第6章 認知・非認知能力の個人差:テクノロジーで学びを個別最適化しよう
第7章 学習者心理の個人差:動機づけと感情の多様性を理解しよう
第3部 SLA 研究に基づく指導法とカリキュラム設計
第8章 言語形式重視の指導法:「練習」で学びながら使う
第9章 意味重視の指導法:「タスク」で使いながら学ぶ
第10章 学習開始年齢と指導法:制約下での最適なカリキュラムを考える
終章 SLA 研究を通して「13の問い」を振り返る: あなたの英語指導・学習観は揺さぶられたか?