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個人データ保護のグローバル・マップ~憲法と立法過程・深層からみるプライバシーのゆくえ~
山本 龍彦,
小川 有希子,
尾崎 愛美,
徳島 大介,
山本 健人
編
発行年月 |
2024年05月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
17p,399p |
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大きさ |
19cm |
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ジャンル |
和書/社会科学/政治学/国際関係論 |
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ISBN |
9784335359668 |
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商品コード |
1038327217 |
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NDC分類 |
316.1 |
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本の性格 |
実務向け |
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新刊案内掲載月 |
2024年06月1週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1038327217 |
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著者紹介
山本 龍彦(編者):慶應義塾大学大学院法務研究科教授(2024年3月現在)
小川 有希子(編者):帝京大学法学部助教(2024年3月現在)
尾崎 愛美(編者):筑波大学ビジネスサイエンス系准教授(2024年3月現在)
徳島 大介(編者):日本電気株式会社(NEC)デジタルトラスト推進統括部ディレクター(2024年3月現在)
山本 健人(編者):北九州市立大学法学部准教授(2024年3月現在)
内容
主要各国の法制度と政治過程を一望
デジタル社会において個人データの重要性が飛躍的に高まる中で、その利活用や保護について各国で様々な法対応がなされています。しかし、その背景にある理念や憲法価値にまでさかのぼって体系的に整理・紹介したものは少ないのが現状であり、日本の個人データ保護のゆくえを考えるにあたっては心許ない状況です。そこで本書は、まず第I部において日本の法制度やそれをめぐる政治過程を詳述、さらに各国のプライバシー意識に関わる調査結果を用いながら日本の現状を確認。その上で第II部において、アメリカ・カナダ・ドイツ・フランスに加えEUのデータ保護に関する諸規範の理論的・体系的整理(マッピング)を通して、憲法と個別法との関係性や、各種のデータ保護法相互の関係性、各国のデータ保護法の特徴を明らかにするとともに、それら各国データ保護法制の「裏側」(理念、背景、政治過程など)をも分析。データが容易に国境を越え、グローバルな視点が求められる今日、関係者必須の羅針盤となる一冊です。