カメラとにっぽん~写真家と機材の180年史~
日本カメラ博物館 著
内容
目次
はじめに 1、写真黎明期――ダゲレオタイプから乾板まで 1-1 ダゲレオタイプカメラ 1-2 日本への写真伝来 コラム*ナダールが撮った遣欧使節団 1-3 写真師と写真館の開祖 上野彦馬と下岡蓮杖 1-4 湿板写真から乾板写真へ 1-5 乾板の普及とアマチュア写真家の誕生 2、表現手段としてのカメラ――アマチュア写真から報道写真まで 2-1 福原信三とソホレフレックス・トロピカル 2-2 福原路草とソルントンレフレックス 2-3 渡辺淳とベス単 2-4 小石清と「イーストマン40番」 コラム*写真と人工光源 2-5 安井仲治とグラフレックス、パーレット コラム*オスカー・バルナックとライカ コラム*1937年ヒンデンブルグ号事故現場から発見された「ライカⅢa」 2-6 名取洋之助とライカ、ローライ、コンタックス、ニコン コラム*戦中の内外グラフ誌 3、カメラと写真家の繚乱時代――フィルム全盛期 3-1 木村伊兵衛とローライフレックス コラム*フォトジャーナリズムとプレスカメラ 3-2 林忠彦とライカ、ローライ 3-3 真継不二夫とローライコード コラム*日本製カメラの輸出検査と世界への飛躍 コラム*カメラ輸出検査余話 3-4 大竹省二とレンズ 3-5 ディビッド・ダグラス・ダンカンと三木淳のライカ 3-6 細江英公とミノルタSR-1a 3-7 大倉舜二のカメラとレンズ 3-8 渡辺義雄とニコンF コラム*ニコンとズノー――カメラとデザイン 3-9 吉岡専造とニコンF 3-10 富山治夫とレンズ効果 3-11 ユージン・スミスとオリンパスペンFT コラム*オリンパスペン コラム*ペンタックス・ギャラリー 3-12 前田真三とリンホフ・スーパーテヒニカ 3-13 中村征夫とニコノス コラム*近接(マクロ)撮影と機材――佐々木崑の場合 コラム*カメラと宇宙 コラム*ピーター・リンドバーグとアサヒペンタックス6×7 4、表現と機能の多様化――そしてデジタルへ 4-1 広田尚敬とニコンF、キヤノンF-1 4-2 水谷章人とキヤノンF-1 4-3 土方健介と手作りカメラ コラム*いろいろな撮影ができるカメラ 4-4 写真する植田正治 4-5 増山たづ子とピッカリコニカ 4-6 竹内敏信とキヤノンAE-1 コラム*カラー写真普及の時代 コラム*新時代のビジュアル誌 4-7 篠山紀信とシノラマ 4-8 薗部澄のカメラ コラム*特別外装のカメラ コラム*レンズ付フィルム「写ルンです」の登場 4-9 森山大道とコンパクトカメラ コラム*デジタルカメラの創世記 コラム*デジタル環境とカメラ 5、私とカメラ――ターニング・ポイント 藤本四八 焼け跡の銀座で 笹本恒子 女性で初めての報道写真家として 田沼武能 木村伊兵衛先生のひと言 熊切圭介 背中を押してくれた写真 木村惠一 撮らせてもらっているという気持ち 齋藤康一 「写真嫌い」の方から学んだ大切なこと 一色一成 「おんな」をうつす 中谷吉隆 蒼氓60年 操上和美 「私の写真」はどこにあるのか 土田ヒロミ 自分とは、日本人とは何か 須田一政 写像、写し絵、鏡 青木 勝 飛行機写真の世界へ 吉野 信 長玉を使ってハンティング 沼田早苗 私の持ち味を探して 長倉洋海 ひとりひとりから見えてくるもの 【附録】 撮影技法の発展 印画(プリント)の発展 おもな感光材料の種類とサイズ シート・フィルムと印画紙の寸法 日本カメラ博物館について 日本の主要カメラメーカー変遷表 あとがき
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