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荷風と戦争~断腸亭日乗に残された戦時下の東京~

百足光生  著

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価格 \3,960(税込)         

発行年月 2020年03月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 435p
大きさ 20cm
ジャンル 和書/人文科学/文学/日本文学
ISBN 9784336065735
商品コード 1031515704
NDC分類 910.268
基本件名 太平洋戦争(1941〜1945)
個人件名 永井/荷風
本の性格 学術書/学生用
新刊案内掲載月 2020年04月4週
書評掲載誌 産経新聞 2020/06/07、日本経済新聞 2020/06/13
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1031515704

著者紹介

百足光生(著者):1949年生まれ。宮城県仙台第一高等学校を経て、明治大学文学部史学地理学科日本史専攻卒。
 月刊総合誌の編集者を経て、編集プロダクションを設立、企業の広報誌、社内報の編集に従事。この間単行本の企画執筆に携わる。
 呉光生名義による著書に『大江戸ビジネス社会』(小学館文庫)、高橋敏夫(早稲田大学教授)との共著『藤沢周平と江戸を歩く』(光文社)。執筆に携わった単行本には、江戸文化歴史検定公式テキスト『大江戸見聞録』、原田信男編『江戸の食文化』(いずれも小学館)等。

内容

作家永井荷風の「断腸亭日乗」の昭和15年から20年3月までの記録を元に戦時下の東京を描き尽くす。戦争、世相、食糧事情、風俗譚、文学活動と多岐にわたる視点で甦らせた東京のあの頃。
荷風は何をしていたのか、荷風は何を考えていたのか、荷風は何を食べていたのか、荷風はどんな女を抱いたのか、荷風は何を書き続けていたのか。戦後の「荷風ブーム」はなぜ可能だったのか。谷崎潤一郎をはじめとして多彩な交遊関係はいかに築かれたのか。『濹東綺譚』以後、作品を発表しようとしない荷風は何をしていたのか。
本書は浩瀚な文献を駆使して、数々の疑問に答えて、ある時代の相貌を鮮やかに浮かびあがらせる。

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