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シェイクスピアとの対話
狩野良規
著
発行年月 |
2022年03月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
421p,19p |
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大きさ |
20cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/文学/イギリス文学 |
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ISBN |
9784336073211 |
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商品コード |
1034361578 |
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NDC分類 |
932.5 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2022年04月5週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1034361578 |
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著者紹介
狩野良規(著者):1956年東京都生まれ。東京外国語大学外国語学研究科修士課程修了。東京都立大学人文学部(史学専攻)卒業。オックスフォード大学留学(1991―92年)。現在、青山学院大学国際政治経済学部教授。専攻、イギリスおよびヨーロッパ文学・演劇学・映像論。
主な著書に、『シェイクスピア・オン・スクリーン』(三修社)、『スクリーンの中に英国が見える』、『ヨーロッパを知る50の映画』正・続、『現代を知るための文学20』、『ポジティブシンキングにならないために』(以上、国書刊行会)などがある。
内容
シェイクスピア劇の“肝”はここだよね! シェイクスピアの面白さをひたすら自問自答した、詩人との対話集。戯曲論、劇評、映画評などさまざまな切り口で沙翁の本質に迫る、トンガッたプロモーション・ブック。
【目次より】
◆第1章 イングランド史劇――第一・四部作
1 シェイクスピアの見たヘンリー六世
2 女性の視点で捉えた歴史劇――『ヘンリー六世』
3 名優たちの『リチャード三世』
4 王朝叙事詩の虚と実
◆第2章 初期の喜劇と悲劇
1 忘れえぬ舞台――『ヴェローナの二紳士』
2 フリンジのシェイクスピア――『夏の夜の夢』
3 誰が主人公か――『ヴェニスの商人』
4 パパたちのシェイクスピアとは大違い!――『ロミオ+ジュリエット』
◆第3章 イングランド史劇――第二・四部作
1 沙翁はやっぱり詩だと言えるまで――『リチャード二世』
2 フォールスタッフの立ち位置――『ヘンリー四世』
3 大衆の時代の『ヘンリー五世』
4 BBCシェイクスピア史劇『空ろな王冠』をめぐって
◆第4章 ハッピー・コメディ
1 ロイヤル・シェイクスピア劇場の喜劇――『から騒ぎ』
2 お気に召すまま――『お気に召すまま』
3 イギリスの香りが漂う喜劇――『十二夜』
◆第5章 四大悲劇
1 ハムレットの悩み
2 両雄並び立った『オセロー』
3 古典劇の現代化――『リア王』
4 暗闇の中の彷徨――『マクベス』
◆第6章 問題劇
1 悲劇に飽き足りないシェイクスピア――『トロイラスとクレシダ』
2 善と悪のごった煮――『終わりよければすべてよし』
3 正義――『尺には尺を』
◆第7章 ローマ史劇
1 非沙翁的シェイクスピア映画――『塀の中のジュリアス・シーザー』
2 シェイクスピアの視点操作――『アントニーとクレオパトラ』
3 指導者の孤独、シェイクスピアの逡巡――『コリオレーナス』
4 不完全な英雄たち
◆第8章 ロマンス劇
1 シェイクスピア転機の実験劇――『ペリクリーズ』
2 BBC版『シンベリン』再見
3 大劇場のシェイクスピア――『冬物語』
◆第9章 ミサレイニー
1 スワン劇場のこと
2 ロイヤル・シェイクスピア劇場のこと
3 エリザベス朝の演劇――スワン劇場の芝居
4 テキスト研究をめざしたころ――細江逸記と山田昭廣
5 シェイクスピアはルネサンスを知らなかった
6 シェイクスピアは人生を達観したか――『ビンゴ』
◆第10章 エピローグ
1 身を退く時――『テンペスト』