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限界から始まる~往復書簡~

上野 千鶴子, 鈴木 涼美  著

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価格 \1,760(税込)         

発行年月 2021年07月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 338p
大きさ 19cm
ジャンル 和書/社会科学/社会学/家族・世代
ISBN 9784344038158
商品コード 1033441134
NDC分類 367.1
基本件名 女性問題
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2021年08月3週
書評掲載誌 毎日新聞 2021/08/14
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1033441134

著者紹介

上野 千鶴子(著者):1948年富山県生まれ。東京大学名誉教授。2011年から認定NPO法人ウィメンズアクションネットワーク(WAN)理事長。女性学、ジェンダー研究の第一人者。京都大学大学院社会学博士課程修了。社会学博士。1993年東京大学文学部助教授に。1995年から2011年まで東京大学大学院人文社会系研究科教授。『スカートの下の劇場』『家父長制と資本制』『ナショナリズムとジェンダー』『生き延びるための思想』『ケアの社会学』『女ぎらい』『おひとりさまの老後』『在宅ひとり死のススメ』など多数の著書がある。
鈴木 涼美(著者):1983年東京都生まれ。作家。慶應義塾大学環境情報学部卒業、東京大学大学院学際情報学府修士課程修了。大学在学中に、キャバクラのホステス、AV女優などの経験を経たのち、2009年から日本経済新聞社に勤務。記者となるが、2014年に自主退職。著書に『「AV女優」の社会学』『身体を売ったらサヨウナラ 』『愛と子宮に花束を』『おじさんメモリアル』『オンナの値段』『女がそんなことで喜ぶと思うなよ』『すべてを手に入れたってしあわせなわけじゃない』、『ニッポンのおじさん』など。

内容

「上野さんは、なぜ男に絶望せずにいられるのですか?」
女の新しい道を作った稀代のフェミニストと、その道で女の自由を満喫した気鋭の作家が限界まできた男と女の構造を率直に、真摯に、大胆に、解体する。

「しょせん男なんて」と言う気は、わたしにはありません。――上野
・女の身体は資本か? 負債か?
・娘を幸せにするのは知的な母か? 愚かな母か?
・愛とセックスの分離から得たもの、失ったもの
・家族だけが磐石だという価値観は誰に植え付けられたのか?
・人間から卑劣さ、差別心をなくすことはできるのか?
「エロス資本」「母と娘」「恋愛とセックス」「結婚」「承認欲求」「能力」「仕事」「自立」「連帯」「フェミニズム」「自由」「男」――崖っぷちの現実から、希望を見出す、手加減なしの言葉の応酬!

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