ホーム > 商品詳細
書評掲載
丸善のおすすめ度

ベートーヴェン症候群~音楽を自伝として聴く~

マーク・エヴァン・ボンズ  著

堀 朋平, 西田 紘子  翻訳
在庫状況 有り  お届け予定日 3~4日  数量 冊 
価格 \3,850(税込)         

発行年月 2022年04月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 8p,351p,61p
大きさ 20cm
ジャンル 和書/人文科学/芸術/音楽
ISBN 9784393932223
商品コード 1034435912
NDC分類 761.1
基本件名 音楽美学-歴史
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2022年05月3週
書評掲載誌 読売新聞 2022/07/24
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1034435912

著者紹介

マーク・エヴァン・ボンズ(著者):Mark Evan Bonds(マーク・エヴァン・ボンズ)

ノース・カロライナ大学チャペル・ヒル校ケアリー・C・ボッシマー卓越教授(音楽学)。専門は18・19世紀の西洋音楽、とりわけ器楽の美学と理論。ハーヴァード大学でハイドンのソナタ形式における疑似再現の問題を扱った論文(1988)で博士号を取得。その後、『ソナタ形式の修辞学』(原著1991、土田英三郎訳、音楽之友社)、ベートーヴェン以後の交響曲創作の問題に照準した『アフター・ベートーヴェン』(原著1996)を上梓。1800年頃の聴取をめぐる『「聴くこと」の革命』(原著2006、近藤譲・井上登喜子訳、アルテスパブリッシング)では、本書の「修辞学から解釈学へ」に通じる転換も論じられている。『絶対音楽――ある理念の歴史』(原著2014)は近年のきわめて重要な著作。年刊誌『ベートーヴェン・フォーラム』(ネブラスカ大学出版局)の編集主幹も務めた。
堀 朋平(翻訳):住友生命いずみホール音楽アドバイザー、国立音楽大学ほか講師。2013年、東京大学大学院博士後期課程修了(美学芸術学専攻)。博士(文学)。著書『〈フランツ・シューベルト〉の誕生――喪失と再生のオデュッセイ』(法政大学出版局)、共著『バッハ キーワード事典』(春秋社)、訳書ヒンリヒセン『フランツ・シューベルト――あるリアリストの音楽的肖像』(アルテスパブリッシング)、共訳書ロックウッド『ベートーヴェン』(春秋社)、バドゥーラ・スコダ『新版 モーツァルト――演奏法と解釈』(音楽之友社)など。演奏家との交流をとり入れた講演・解説にも力を入れている。
西田 紘子(翻訳):九州大学大学院芸術工学研究院准教授。2009年、東京藝術大学大学院音楽研究科博士後期課程修了(音楽学専攻)。博士(音楽学)。著書『ハインリヒ・シェンカーの音楽思想――楽曲分析を超えて』(九州大学出版会)、編著『ハーモニー探究の歴史――思想としての和声理論』、共訳書シェンカー『ベートーヴェンのピアノ・ソナタ批判校訂版――分析・演奏・文献』シリーズ(以上、音楽之友社)、ボンズ『ベートーヴェン症候群――音楽を自伝として聴く』(春秋社)など。オーケストラ団体の研究や演奏研究、批評活動も行っている。

内容

ベートーヴェンの交響曲に彼の「人生の苦悩」を、モーツァルトのソナタに「母を喪った悲しみ」を――病的なまでに音楽に作曲家の自己のほとばしりを聴こうとする「ベートーヴェン症候群」。過去200年にわたって「聴取」に大きな影響を及ぼしてきたこの「病」の実態を解き明かす。

原著タイトル
The Beethoven Syndrome
Hearing Music as Autobiography

目次

カート

カートに商品は入っていません。