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ピアノの錬金術師~評伝シャルル=ヴァランタン・アルカン~

ブリジット・フランソワ=サペ, フランソワ・リュグノー  著

上田 泰史  翻訳
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価格 \3,740(税込)         

発行年月 2022年07月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 8p,251p,101p
大きさ 20cm
ジャンル 和書/人文科学/芸術/音楽
ISBN 9784393932230
商品コード 1034534360
NDC分類 762.35
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2022年08月3週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1034534360

著者紹介

ブリジット・フランソワ=サペ(著者):Brigitte François-Sappey(ブリジット・フランソワ= サペ)


音楽学者、文学博士。フランス国立パリ高等音楽院音楽史・音楽文化領域の名誉教授。国立リヨン高等音楽院では芸術・文明クラスを創設。ラジオ・フランスで演奏会および番組放送のプロデューサーを務めている。ドイツ・ロマン主義を中心に多数の著書を出版(ロベルト・シューマン、フェリックス・メンデルスゾーン、ヨハネス・ブラームス、ロマン主義時代のドイツ音楽等)。また、18世紀から現代まで、フランスの作曲家についても著書多数(ジャン=フランソワ・ダンドリュー、アレクサンドル・P・F・ボエリー、シャルル= ヴァランタン・アルカン、オリヴィエ・グレフ等)。レジオン・ドヌール勲章のシュヴァリエおよびオフィシエ(芸術・文学)を受勲。
フランソワ・リュグノー(著者):François Luguenot(フランソワ・リュグノー)


技師。1984年、シャルル= ヴァランタン・アルカン作品の普及、演奏会企画、書籍出版および調査研究を目的としてパリでアルカン協会を設立。以来、会報の執筆を手掛ける。同協会には世界中の音楽家、音楽学者、音楽愛好家が参加している。定期刊行紙に記事を多数寄稿するほか、ブリジット・フランソワ=サペ監修『シャルル・ヴァランタン・アルカン』(ファイヤール、1991年)および同氏との共著『シャルル=ヴァランタン・アルカン』(ブル・ニュイ出版、2013年)がある。『音楽の歴史と現在』第二版(ベーレンライター/メッツラー、1999年)には、ブリッタ・シリング= ワンと共に、モランジュ=アルカン家全員についての項目を執筆し、2020年、同事典のオンライン版で補完した完全版を公開。『フレデリック・ショパン書簡集 1831-1839』第2巻(ワルシャワ大学出版会、2017年。邦訳『ショパン全書簡 1836~1839年 パリ時代(下)』)にもアルカンの小伝を寄稿。
上田 泰史(翻訳):1985年生まれ。音楽学博士。東京藝術音楽学部楽理科卒業、同大学大学院音楽研究科修士課程を経て、19世紀中葉から末にかけてのパリ国立音楽院ピアノ科に関する研究で博士号を取得。2010年に渡仏、パリ第4大学でジョゼフ・ヅィメルンに関する研究で博士号を取得。日本学術振興会特別研究員(SPD)、東京藝術大学、国立音楽大学、桐朋学園音楽部門等での非常勤講師を経て、現在、京都大学大学院人間・環境学研究科准教授。これまでに日本学術振興会育志賞、平山郁夫文化芸術賞等を受賞。著書に『「チェルニー30番」の秘密――練習曲は進化する』(春秋社、2017 年)、『パリのサロンと音楽家たち――19世紀の社交界への誘い』(カワイ出版、2018 年)。

内容

ショパンやリストと同時代に生きたフランスの作曲家アルカン、彼のピアノ作品はその超絶技巧で知られ、今日も、高いテクニックを有する奏者からの人気が高い。しかしその人生は決して順風満帆ではなった──ロマン派のピアニズムの歴史に光を当てる評伝。

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