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魚を抱いて~私の中の映画とドラマ~

東直子  著

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価格 \1,980(税込)         

発行年月 2024年02月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 174p
大きさ 19cm
ジャンル 和書/人文科学/芸術/映像
ISBN 9784394980087
商品コード 1038088748
NDC分類 778.04
基本件名 映画
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2024年03月5週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1038088748

著者紹介

東直子(著者):歌人・作家・イラストレーター。1996年歌壇賞受賞。歌集に『春原さんのリコーダー』『青卵』など。小説に『とりつくしま』『さようなら窓』『階段にパレット』ほか。2016年『いとの森の家』で第31回坪田譲治文学賞受賞。エッセイ集に『千年ごはん』『愛のうた』『一緒に生きる』、書評&エッセイ集『レモン石鹼泡立てる』など。穂村弘との共著に『短歌遠足帖』、くどうれいんとの共著に『水歌通信』などがある。2022年、自身の一首が原作となった映画『春原さんのうた』(杉田協士監督)が公開。2024年、映画『とりつくしま』(東かほり監督)が公開予定。近著に初の詩集『朝、空が見えます』。

内容

約束をすべて果たして水になる今ほんとうにあなたに会えた
『ビッグ・フィッシュ』より

忘れられないとびきりの映画とドラマについて、歌人・東直子が
短歌と絵を添えて心で観た世界を綴るエッセイ集。
33本の映像作品、22点のイラスト、41首の短歌を収録!

花を掬うように魚を手のひらに ひとときの芯したたるばかり
『火の魚』より

風がふいてふりかえったらもういない君は花びらそのものだから
『パリ・テキサス』より

うつくしい一瞬だけでよかったの 川を流れてゆく柩たち
『いつか読書する日』より

映画やドラマに触発されて作った短歌は、その細部を新しく記憶でき、自分の感覚をまじえてその世界を胸にしまっておけるような気がします。さらに、映像として体験した世界を、そこに生きている人をいとおしく思い、讃えるような気持ちで絵を描きました。
――「はじめに」より

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