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ものがわかるということ

養老 孟司  著

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価格 \1,760(税込)         

発行年月 2023年02月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 212p
大きさ 19cm
ジャンル 和書/人文科学/文学/日本文学
ISBN 9784396617639
商品コード 1034068668
NDC分類 914.6
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2023年03月2週
書評掲載誌 朝日新聞 2023/04/15
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1034068668

著者紹介

養老 孟司(著者):養老孟司(ようろう・たけし)
1937年、神奈川県鎌倉市生まれ。東京大学名誉教授。医学博士。解剖学者。
1962年、東京大学医学部卒業後、解剖学教室に入る。1995年、東京大学医学部教授退官後は、
北里大学教授、大正大学客員教授を歴任。京都国際マンガミュージアム名誉館長。
1989年、『からだの見方』(筑摩書房)でサントリー学芸賞受賞。
2003年、毎日出版文化特別賞を受賞した『バカの壁』(新潮新書)は450万部を超えるベストセラーに。
大の虫好きとして知られ、現在も昆虫採集・標本作成を続けている。
その他の著書に『唯脳論』(青土社・ちくま学芸文庫)、『「自分」の壁』『遺言。』『ヒトの壁』(以上、新潮新書)、
『解剖学教室へようこそ』(ちくま文庫)、『無思想の発見』(ちくま新書)、『半分生きて、半分死んでいる』『子どもが心配』(以上、PHP新書)、
『まる ありがとう』(西日本出版社)、小堀鷗一郎氏との共著『死を受け入れること』(祥伝社)、宮崎駿氏との共著『虫眼とアニ眼』(徳間書店・新潮文庫)など著書、共著書多数。

内容

ヨシタケシンスケさん推薦!!

【発売後5カ月で10刷9万部突破!】

考えても答えは出ません。
それでも考え続けます。

自分を自由にしてくれる
養老流ものの見方、考え方。

「わかる」とはどういうことなのか、それが「わからない」。
じゃあ説明してみましょうか、ということでこの本が始まりました。
それなら私が「わかるとはどういうことか」わかっているのかと言えば、
「わかっていない」。「わかって」いなくても、説明ならできます。
訊かれた以上は、何か答えるというのが、教師の抜きがたい癖なのです。(本文より)

学ぶことは「わかる」の基礎になる
考えることが自分を育てる

ものがわかるとは、理解するとはどのような状態のことを指すのでしょうか。
養老先生は子供の頃から「考えること」について意識的で、一つのことについて
ずっと考える癖があったことで、次第に物事を考え理解する力を身につけてきたそうです。
養老先生が自然や解剖の世界に触れ学んだこと、ものの見方や考え方について、
脳と心の関係、意識の捉え方について解説した一冊。

八十歳の半ばを超えるまで、私は自然と呼ばれる世界を理解したかった。
若いときから、そのままでいるだけですね。
トガリネズミもゾウムシも容易に「わかる」相手ではないと思います。
本当にわかるとすれば、共鳴しかないでしょうね。
今でもそう思います。(「あとがき」より)

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