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THE BLUE ZONES~世界の100歳人に学ぶ健康と長寿9つのルール~ 2ND EDITION
ダン・ビュイトナー
著
仙名紀
翻訳
荒川雅志
監修
発行年月 |
2022年11月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
342p |
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大きさ |
19cm |
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ジャンル |
和書/生命科学、医学、農学/社会医学/公衆衛生学一般 |
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ISBN |
9784396617974 |
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商品コード |
1035178196 |
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NDC分類 |
498.38 |
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本の性格 |
学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2022年12月2週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1035178196 |
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著者紹介
ダン・ビュイトナー(著者):研究者、探検家、作家。
1960年、アメリカ・ミネソタ州生まれ。セントトーマス大学卒業後、ワシントンのラジオ局勤務。 世界6大陸を自転車で横断し、3つのギネス世界記録を達成する。その後も、健康・長寿・幸福を実現する手法を探し求め世界を旅している。ライフ誌、ナショナル・ジオグラフィック誌などに記事を執筆。 ナショナル・ジオグラフィック誌の特集「長寿の極意」では同最高売上を記録するとともに、「ナショナル・マガジン・アワード」(米国雑誌業界のオスカーと呼ばれる)のファイナリストに選定される。 本書は、その特集を元に、新たな調査・研究を加えて執筆された。CNNなどテレビ番組にも多数出演。また、ドキュメンタリー・プロデューサーとしてエミー賞を受賞。
仙名紀(翻訳):1936年、東京生まれ。上智大学新聞学科卒。朝日新聞社で雑誌編集などにたずさわる。
荒川雅志(監修):国立大学法人琉球大学国際地域創造学部ウェルネス研究分野教授。
1972年、福島県生まれ。学習院大学卒業、福岡大学大学院医学研究科社会医学系疫学専修修了。医学博士。1999年に沖縄に移住、長寿者のライフスタイル研究、沖縄健康長寿素材の研究、海洋療法の研究を行なう一方、地域資源を活かしたニューツーリズム、ウェルネスツーリズムのモデルを産学官連携で多数開発する。旅の起源、健康と観光とを結ぶ「ヘルスツーリズム論」を日本で初めて開講。ウェルネス研究、ウェルネスツーリズム研究の第一人者でもある。長寿やウェルネスに関する寄稿や国際講演多数。学生時代に重量挙げ競技パワーリフティング全日本学生選手権で優勝(56kg級)、アジア選手権代表に選出された異色の経歴も持つ。
内容
世界を探求して見つけた
人生100年時代の「理想のライフスタイル」とは?
〈ブルーゾーン〉とは100歳人が多く暮らす長寿地域
このエリアを探求し、「ナショナル・ジオグラフィック」取材班と著者は
彼らに共通する、健康長寿の「秘訣」を見つけていく
100歳超の最期を迎えるまで、体も心も、認知機能も、
いきいきと元気なブルーゾーンの長寿者たちは
何を食べ、どんな環境で暮らしているのか?
「ニューヨーク・タイムズ」ベストセラー
「ナショナル・ジオグラフィック」渾身のルポルタージュ
5番目のブルーゾーンを初めて加えたフルバージョン
名著の最新版、待望の邦訳!
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「ナショナル・ジオグラフィック」誌とチームを組んだダン・ビュイトナーは
世界の長寿研究者たちを巻き込み、ブルーゾーンの徹底研究をスタートさせる。
取材を重ねて見つけた世界の百歳人(センテナリアン)に学ぶ健康と長寿の9つのルールとは?
彼らは、何を食べて、どのように一日を使い、人と付き合い、ストレスを発散させ、
どんな世界観を持っているのか?
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【本文より】
余命6カ月の男性はブルーゾーンに移住して――
スタマティスは余命6カ月から9カ月の肺がんと診断された。
彼はふと思いついて、生まれ故郷のイカリア島に戻る。コバルトブルーのエーゲ海を見下ろすオークの木蔭のある墓地に、両親と一緒に埋葬してもらうのだ。
友人たちに囲まれ過ごすうちに、不思議なことが起こった。半年が過ぎても、彼は死ななかったのだ。そして35年後の今日、彼は100歳になり、がんとは無縁の生活を送っている。彼は化学療法も薬も治療も一切受けていない。彼がしたことは、イカリア島への移住だけだった。
(「第6章」より)