丸善のおすすめ度
ロゴセラピーのエッセンス~18の基本概念~
ヴィクトール・フランクル
著
赤坂桃子
翻訳
発行年月 |
2016年10月 |
---|
|
|
言語 |
日本語 |
---|
媒体 |
冊子 |
---|
|
|
ページ数/巻数 |
162p |
---|
大きさ |
19cm |
---|
|
ジャンル |
和書/人文科学/心理学/臨床心理・精神療法 |
---|
|
|
ISBN |
9784400310808 |
---|
|
商品コード |
1022709647 |
---|
NDC分類 |
146.8 |
---|
|
|
本の性格 |
実務向け |
---|
|
新刊案内掲載月 |
2016年11月4週 |
---|
|
商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1022709647 |
---|
著者紹介
ヴィクトール・フランクル(著者):ヴィクトール フランクル(Viktor Emil Frankl) 1905年、ウィーンに生まれの精神科医。ウィーン大学医学部卒業。ナチにより強制収容所に送られた記録は『夜と霧』にまとめられて有名。最初の妻をはじめ家族のほとんどを失った。1955年よりウィーン大学教授(神経学、精神医学)。実存分析、ロゴセラピー(実存分析的精神療法)の創始者。
ロゴセラピーとは人間の意味への指向・その意志を重視し、深層における精神的実存的人間の発見を意図する療法。1997年没。著書に『死と愛――実存分析入門』、『時代精神の病理学』、『神経症――その理論と治療』『精神医学的人間像』『識られざる神』など。
赤坂桃子(翻訳):赤坂桃子。翻訳家。上智大学文学部ドイツ文学科および慶應義塾大学文学部卒。訳書にハドン・クリングバーグ・ジュニア『人生があなたを待っている――〈夜と霧〉を越えて 1・2』(ヴィクトール・フランクル評伝)、イレーネ・ディーシェ『お父さんの手紙』、トム・ヒレンブラント『ドローンランド』、メヒティルト・ボルマン『希望のかたわれ』、『沈黙を破る者』ほか多数。
内容
フランクルが『夜と霧』英語版だけに付した貴重な入門論文。
ロゴセラピーを分かりやすく解説してほしいというアメリカ人読者の要望に応え、18の基本概念をコンパクトに説き明かしたもの。また論文「心理療法における精神の問題について」(1938年)を付す。
巻末の解説は、日本でロゴセラピーを実践する精神科医・本多奈美氏(東北大学)と臨床心理士・草野智洋氏(静岡福祉大学)による2本。
人間を「意味」(ロゴス)を探求する実存者と捉え、対話を通じ、自分自身で「意味」を発見する力を育もうとするロゴセラピーは、現代を生きるすべての人に汲み尽くせぬ豊かな示唆を与えるだろう。