丸善のおすすめ度
アーレントのマルクス~労働と全体主義~
百木 漠
著
発行年月 |
2018年02月 |
---|
|
|
言語 |
日本語 |
---|
媒体 |
冊子 |
---|
|
|
ページ数/巻数 |
338p |
---|
大きさ |
20cm |
---|
|
ジャンル |
和書/社会科学/政治学/政治思想史・政治理論 |
---|
|
|
ISBN |
9784409030974 |
---|
|
商品コード |
1026715900 |
---|
NDC分類 |
311.234 |
---|
|
|
本の性格 |
学術書 |
---|
|
新刊案内掲載月 |
2018年04月2週 |
---|
|
商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1026715900 |
---|
著者紹介
百木 漠(著者):1982年生まれ。京都大学人間・環境学研究科博士課程修了。博士(人間・環境学)。立命館大学専門研究員。
内容
アーレントはなぜこれほどまでにマルクスを「誤読」したのか?『全体主義の起源』発表後、アーレントはマルクス研究に没頭した。その成果は、七年後、『人間の条件』に結実する。アーレントはどのようにマルクスを読み、そこに何を見出したのか。誤読・曲解と評されるマルクス批判に、アーレントの可能性の中心を見出す、新鋭による力作。「今日、再び全体主義の危機が到来しつつあるのだとすれば、その危機はわれわれの社会が抱える「労働」あるいは「雇用」の問題と深く結びつきながら、世界中でその姿を現わしつつあると見ることができるのではないか。「アーレントのマルクス批判」から導き出される「労働と全体主義」というテーマを深掘りしていくことによって、われわれはアーレント思想の新たな魅力とその現代的意義を引き出すことができるだろう。」(本書より)