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アメリカ民主主義の衰退とニーチェ思想~ツァラトゥストラの経済的帰結~
山田 由美子
著
発行年月 |
2018年06月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
452p |
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大きさ |
20cm |
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ジャンル |
和書/総記/総記/百科事典・辞典・各種辞典・地図・年表・人名事典 |
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ISBN |
9784409041109 |
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商品コード |
1027550153 |
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NDC分類 |
309.0253 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2018年08月1週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1027550153 |
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著者紹介
山田 由美子(著者):大阪市立大学文学研究科修士課程英文学専攻修了。博士(文学)。専門は西洋文化・社会・思想史。著書に「ベン・ジョンソンとセルバンテス」など。
内容
気弱なノーベル賞作家、ネオコンと闘う!?そのささやかな抵抗からアメリカ民主主義と経済の盛衰を描き出す。少数のエリートが大多数の劣れる者を支配するのは「平等」なシステムなのか?新自由主義による経済格差、軍需産業の拡大、人文学の衰微…なぜ民主主義は衰退し左翼は力を失ったのか?ニーチェ思想に影響を受けネオコンの思想的バイブルであった、御用学者アラン・ブルームの『アメリカン・マインドの終焉』。それに対し、ケインズを敬愛するノーベル賞作家ソール・ベローは、アメリカの政治の暗部を暴露した小説『ラヴェルスタイン』を命がけで書く。トーマス・マンに果たしえなかった芸術家の社会的責任とは?本書では、ニューディールからリーマンショックにいたるアメリカ民主主義の盛衰の原因を、政治・経済・文化に胚胎したニーチェ思想の解釈を手掛かりにして学際的に究明する。