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後期ラカン入門~ラカン的主体について~

ブルース・フィンク  著

村上 靖彦  監修
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価格 \4,950(税込)         

発行年月 2013年09月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 313p
大きさ 22cm
ジャンル 和書/人文科学/心理学/精神分析
ISBN 9784409340479
商品コード 1013617800
NDC分類 146.1
本の性格 学術書/テキスト
新刊案内掲載月 2013年10月3週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1013617800

著者紹介

ブルース・フィンク(著者):現在、デュケイン大学心理学教授。邦訳に、『ラカン派精神分析入門』(中西之信、椿田貴史、舟木徹男、信友建志訳、誠信書房、2008年)、『精神分析技法の基礎』(椿田貴史、中西之信、信友建志、上尾真道訳、誠信書房、2012年)がある。
村上 靖彦(監修):東京大学大学院総合文化研究科博士後期課程満期退学。基礎精神病理学・精神分析学博士(パリ第七大学)。現在、大阪大学大学院人間科学研究科准教授。著書に、『レヴィナス』(河出ブックス)、『傷と再生の現象学』(青土社)、『治癒の現象学』(講談社メチエ)、『自閉症の現象学』(勁草書房)など。

内容

これでラカンが分かる!英語圏におけるラカン派精神分析の第一人者による、解説書の決定版。〈他者〉、主体、対象a、性的関係、四つのディスクールなど、精神分析家ジャック・ラカン(1901-1981)の後期思想における主要な概念を、一貫した展望のもとに明晰に、そして臨床からの視点を手放さず解説。巻末には「『盗まれた手紙』についてのセミネール」を詳細に読み解いた二つの補論を付す、充実の一書。「ついに、「ラカンへの回帰」を遂行する本がここに登場した」(スラヴォイ・ジジェク)「本書についてだが、最大の特徴はやはりその明快な記述にある。ラカンについて書かれた解説書は、それを理解しようとすればさらなる解説書を必要とする、ということがよくある。訳者もそのような経験をした読者のひとりである。しかしフィンクは、ラカンの読解に真摯に取り組みながら、数多くのジャーゴンや図やマテームについても丁寧に解説を施し、ロジカルでクリアな文を書き連ねていく。(……)数多くのラカン解説書をまさにシニフィアン連鎖のごとくぐるぐるとさまよった経験のある者にとっては、本書はラカンの難解な記述と格闘するための絶好のパートナーであると断言できる。」(訳者解説より)

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