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現実界に向かって~ジャック=アラン・ミレール入門~

ニコラ・フルリー  著

松本 卓也  翻訳
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価格 \2,640(税込)         

発行年月 2020年09月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 223p
大きさ 19cm
ジャンル 和書/人文科学/心理学/精神分析
ISBN 9784409340554
商品コード 1031946490
NDC分類 146.1
基本件名 精神分析
本の性格 学術書/学生用
新刊案内掲載月 2020年10月3週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1031946490

著者紹介

ニコラ・フルリー(著者):ニコラ・フルリー1978年生まれ。パリ第10大学にて、臨床心理士の資格と哲学の博士号を取得。主な著作に、『Elisabeth Roudinesco : une psychanalyste dans la tourmente』(2011)や、『De l'usage addictif : une ontologie du sujet toxicomane』(2016)などがある。現在は哲学と精神分析の関係についての研究に取り組んでいる。
松本 卓也(翻訳):松本 卓也(まつもと・たくや)1983年高知県生まれ。高知大学医学部卒業、自治医科大学大学院医学研究科修了。博士(医学)。専門は精神病理学。現在、京都大学大学院人間・環境学研究科准教授。著書に『人はみな妄想する ジャック・ラカンと鑑別診断の思想』(青土社、2015年)、『発達障害の時代とラカン派精神分析』(共著、晃洋書房、2017年)、『創造と狂気の歴史 プラトンからドゥルーズまで』(講談社メチエ、2019年)、『心の病気ってなんだろう』(平凡社、2020年)など。訳書にヤニス・スタヴラカキス『ラカニアン・レフト ラカン派精神分析と政治理論』(共訳、岩波書店、2017年)がある。

内容

ラカンの継承者ミレール、初めての入門書


ラカン自身により「私を読むことのできる少なくとも一人の人物」と評され、ラカン派の領袖として活躍する精神分析家ミレールの初めての入門書。哲学と精神分析、臨床、政治などのテーマのもと、その思想がコンパクトに論じられる。ラカンとともに、そしてラカンを超えて独自の歩みをみせる、現代ラカン派の良質な見取り図となる一冊。


「本書は、読者がミレールという人物について自分の意見をもつために十分な情報を提供する機会となるだろう。すくなくとも、私たち(筆者)はそうなることを望んでいる。とはいっても、本書がジャック= アラン・ミレールの思想のすべてを復元ないし要約していると主張する気はまったくない。しかしながら、私たちは彼の思想からアウトラインを引き出し、主要なテーゼを抜き出し、主張を明確にしたいと思う。一言でいえば、ミレールの思想の軌跡を描くことを試みたいのである。」


〇目次

第一章 哲学から精神分析へ

第二章 精神分析臨床

第三章 ラカン的政治

第四章 現実界に向かって

目次

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