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イタリア料理の誕生

キャロル・ヘルストスキー  著

小田原 琳, 秦泉寺 友紀, 山手 昌樹  翻訳
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価格 \3,740(税込)         

発行年月 2022年08月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 357p
大きさ 20cm
ジャンル 和書/社会科学/民族学・民俗学・人類学/民族学・民俗学・人類学
ISBN 9784409510940
商品コード 1034797791
NDC分類 383.837
基本件名 食生活-歴史
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2022年10月1週
書評掲載誌 朝日新聞 2022/11/05
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1034797791

著者紹介

キャロル・ヘルストスキー(著者):【著者】キャロル・ヘルストスキー
Carol Helstosky/専門はイタリア現代史、イタリア料理の歴史。現在デンバー大学歴史学科准教授。主著にPizza: A Global History, Reaktion Books, 2008〔『ピザの歴史』(田口未和訳)原書房、2015年〕。編著にThe Routledge History of Food, Routledge, 2015.
小田原 琳(翻訳):【訳者】小田原 琳(おだわら・りん)
専門はイタリア史、ジェンダー史。現在、東京外国語大学大学院総合国際学研究院准教授。分担執筆に東京歴史科学研究会『歴史を学ぶ人々のために』(岩波書店、2017年)、武内信一・中山智香子編『ブラック・ライヴズ・マターから学ぶ−−アメリカからグローバル世界へ』(東京外国語大学出版会)など。訳書にセバスティアン・コンラート『グローバル・ヒストリー――批判的歴史叙述のために』(岩波書店、2021年)、共訳書にヘイドン・ホワイト『メタヒストリー――19世紀ヨーロッパにおける歴史的想像力』(作品社、2017年)、シルヴィア・フェデリーチ『キャリバンと魔女』(以文社、2017年)など。
秦泉寺 友紀(翻訳):【訳者】秦泉寺 友紀(しんせんじ・ゆき)
専門はイタリア社会論、ナショナリズム・エスニシティの社会学。現在、和洋女子大学国際学部教授。分担執筆に北村暁夫・伊藤武(編著)『近代イタリアの歴史』(ミネルヴァ書房、2012年)、高橋進・村上義和(編著)『イタリアの歴史を知るための50章』(明石書店、2017年)、樽本英樹(編著)『排外主義の国際比較―先進諸国における外国人移民の実態』(ミネルヴァ書房、2018年)、赤川学・祐成保志(編著)『社会の解読力』(新曜社、2022年)など。
山手 昌樹(翻訳):【訳者】山手 昌樹(やまて・まさき)
専門はイタリア近現代史、イタリア鉄道史。現在、日本女子大学文学部学術研究員。共編著に土肥秀行・山手昌樹(編著)『教養のイタリア近現代史』(ミネルヴァ書房、2017年)、分担執筆に高橋進・村上義和(編著)『イタリアの歴史を知るための50章』(明石書店、2017年)、藤原辰史(編著)『歴史書の愉悦』(ナカニシヤ出版、2019年)、北村暁夫・田中ひかる(編著)『近代ヨーロッパと人の移動――植民地・労働・家族・強制』(山川出版社、2020年)など。

内容

イタリア料理は「政治」と「空腹」がつくった?
アメリカへ渡った移民の存在と二つの大戦、そして戦後の消費文化が食に及ぼした影響を辿ることで、「イタリア料理」成立の歴史が見えてくる。多様な史料をもとに複雑な食糧政策と庶民の反応を鮮やかに描く、食のイタリア現代史。

「「イタリア料理」、またひいては国民料理とはいかなるものなのかは、それ自体、論争の対象である。しかし、国民的な広がりをもって消費されていることは、そのひとつの重要な契機、指標と位置づけられよう。こうした要素に注目して「イタリア料理」を捉え直し、国や政府の介入に焦点を合わせた本書は、「イタリア料理」の歴史をめぐる議論に一石を投じるものといえる。」(訳者解説より)

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