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貧困と自己責任の近世日本史
木下 光生
著
発行年月 |
2017年10月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
324p |
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大きさ |
20cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/歴史学/日本史 |
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ISBN |
9784409520673 |
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商品コード |
1025428736 |
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NDC分類 |
210.5 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2017年11月3週 |
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書評掲載誌 |
日本経済新聞 2017/12/02 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1025428736 |
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著者紹介
木下 光生(著者):1973年生まれ。大阪大学大学院文学研究科博士後期課程修了。奈良大学文学部准教授。博士(文学)。専門は近世日本史。著書に「近世三昧聖と葬送文化」など。
内容
江戸時代の農村は本当に貧しかったのか奈良田原村に残る片岡家文書、その中に近世農村の家計をきわめて詳細にしるした記録が存在する。本書ではその世界史的にも貴重なデータを初めて精緻に分析し公開。そこから導かれる数々の発見は、これまでの近世観を根底から覆し、世界水準の研究とも連携した歴史学の新たな出発ともなるだろう。なぜ日本人は貧困についてかくも冷淡で、自己責任をよしとするのか。日本史像の刷新を試み、現代の問題意識に貫かれた渾身の歴史学。「著者をして、『貧困と自己責任の近世日本史』と題する本書の執筆へと駆り立たしめているのは、現代日本社会に対する怒りである。二一世紀日本は、なぜ、かほどまでに生活困窮者の公的救済に冷たい社会となり、異常なまでに「自己責任」を追及する社会となってしまったのか。それを、近世日本の村社会を基点として、歴史的に考察してみよう、というのが本書を貫く問題意識である。」(本書より)