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紛争という日常~北アイルランドにおける記憶と語りの民族誌~
酒井 朋子
著
発行年月 |
2015年03月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
306p |
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大きさ |
22cm |
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ジャンル |
和書/総記/総記/百科事典・辞典・各種辞典・地図・年表・人名事典 |
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ISBN |
9784409530481 |
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商品コード |
1017278348 |
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NDC分類 |
302.338 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2015年04月3週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1017278348 |
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著者紹介
酒井 朋子(著者):1978年北海道生まれ。京都大学大学院農学研究科修士課程修了。ブリストル大学Ph.D(社会学)。東北学院大学教養学部准教授。
内容
その歴史において暴力と結びついた土地、北アイルランド。長期紛争のなかでの日常経験や人間関係に着目し、綿密な聞き取りから人びとの紛争の記憶と物語に迫る。 本書は、30年つづいた北アイルランド紛争の記憶の民族誌である。中心となるのは、とらえがたく漠とした生活の記憶や、益体なきものに見える日々の噂話やおしゃべりが、いかに人と地域コミュニティの価値規範を根底において支え、ある政治経験・歴史経験が「共有されている」という意識を涵養してきたのかという関心である。【目次】第一章 揺れる日常、変わりゆく記憶 第二章 長期紛争経験の語りの解釈学 第三章 社会的・歴史的背景 第四章 紛争という日常 第五章 地域コミュニティの集合経験 第六章 和平への葛藤 第七章 時間を旅する歴史経験—間世代的な記憶 第九章 長期紛争の記憶を語るということ