子どもと家族の認知行動療法<2> 不安障害
P.スタラード 著
内容
目次
第1章 子どもの不安障害 1有病率 2併存症 3経過 4問題の要因 5不安障害のタイプ 6分離不安障害(SAD) 7恐怖症性不安障害 8社交恐怖/社交不安障害 9パニック発作 10全般性不安障害(GAD) 第2章 認知行動療法 1認知行動療法のプロセス 2家族の参加 3守秘義務と親子の境界の明確化 4セッション構造の概略 5不安を対象とする認知行動療法の中心的な構成要素 6不安障害に対処するプログラム構造 7認知行動療法の効果 8結論 第3章 不適切な認知とアプローチ 1注意バイアス 2脅威の認知 3否定的な認知の頻度 4肯定的な認知の頻度 5肯定的な認知と否定的な認知の比率 6認知の特異性 7認知の誤りの特異性 8対処バイアス 9コントロールについての認識 10結論 第4章 親の行動と子どもの不安 1親の過度のコントロール 2親の否定的な態度 3親へのモデリング 4親による回避行動の強化 5親の思い込みと認知 6介入における親の役割 7変化のモデル 8親の参加はセラピーの効果を向上させるか 9要約 10結論 第5章 アセスメントと問題のフォーミュレーション 1臨床面接 2構造化診断面接 3自己記入式の質問表 4問題のフォーミュレーション 第6章 心理教育,目標設定,問題のフォーミュレーション 1動機づけ 2介入目的を定める 3目標を個別の課題に細分化する 4フォーミュレーション 第7章 親の参加 1親の動機づけと変化への心構えを評価する 2親のマネージメントを評価する 3対処行動を強化する 4どのように親をプログラムに参加させるべきか 第8章 情動の認識とマネージメント 1心理教育:逃走か闘争かの反応 2情動への気づき 3情動の評価 4情動のモニタリング 5不安マネージメント 第9章 認知の強化 1気づきを発達させる:思考の特定と伝達 2有益な思考と有害な思考を特定する 3有害な思考を有益な思考に転換する 4肯定的なセルフトーク 5対処バイアス 6よくある認知の歪みやねじれを特定する――「思考の罠」 7認知の歪みを検証しそれに疑問を呈する 第10章 問題解決,エクスポージャー,再発防止 1問題解決 2不安を引き起こす状況に立ち向かい対処する 3段階的なステップを踏む課題階層表の作成 4行動実験 5対処とその達成を承認し褒める 6再発防止 第11章 よくある問題 1家族の協力を得られない 2動機づけを欠いている,関心がない 3家で行う課題を実行しない 4子どもが受動的で話をしようとしない 5子どもの認知能力や成長能力が限られている 6自分の思考を表現するのが困難である 7子どもが言葉による方法に反応しない 8親に不安障害が認められる 9子どもがセラピーを欠席しがちである 10成功を否定する 第12章 配付資料とワークシート 1心理教育の資料 2情動の認知とマネージメントに役立つワークシート 3認知の強化に役立つワークシート 4問題解決に役立つワークシート
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