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子どものメンタライジング臨床入門~個人、家族、グループ、地域へのアプローチ~
ニック・ミッジリー,
イオアナ・ヴラウヴァ
編
西村 馨,
渡部 京太
監修
発行年月 |
2022年05月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
15p,277p |
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大きさ |
21cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/心理学/臨床心理・精神療法 |
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ISBN |
9784414414820 |
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商品コード |
1034530292 |
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NDC分類 |
146.82 |
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本の性格 |
実務向け |
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新刊案内掲載月 |
2022年07月2週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1034530292 |
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著者紹介
ニック・ミッジリー(編者):Nick Midgley|ロンドン大学、アンナ・フロイトセンター教授
イオアナ・ヴラウヴァ(編者):Iaona Vrouva|ロンドン大学
西村 馨(監修):国際基督教大学教養学部教授
渡部 京太(監修):群馬病院精神科勤務
内容
本書は、近年注目されている「メンタライジング(mentalizing)」の概念を、児童・青年期、彼らを支える家族、コミュニティに適用し、臨床を展開する、さまざまな可能性をまとめたものである。
「メンタライジング」とは、平たく言えば「自他の心を、心で思うこと」であり、概念の根源は精神分析と愛着理論にある。それはまさに、いわゆる治療活動の前に、子どもが育つために必要なものであり、養育者たちが毎日おこなっていることであると言える。そして、何らかの理由で、その日常のなかでおこなわれているメンタライジングの機能不全が起こったとき、あるいはそもそも人生早期に虐待やトラウマを経験していて、メンタライジングの機能に困難を抱えるとき、トラブルがいろいろな形で表れてくる。例えば孤立、自傷行為、教室での大騒ぎ、ぎくしゃくした家族関係、といったように。
本書は、まず、メンタライジングとは何か、子どもの心の発達との関係はどうなっているか、さらにメンタライジングをどう測定するかといった基礎的な知識を学ぶところから始まる。その後、多様な現場で、多様なクライエントを対象として、メンタライジングを鍵概念とした、実践の中から生み出されたさまざまな手法が、熱く、勢いをもって、具体的に示されている。
MBTの諸形態を学べるだけでなく、読者がそれぞれの現場で、子どもや家族たちへのメンタライジングを育てる臨床を創造的に発展させることをサポートする一冊である。
原書名:MINDING THE CHILD ? Mentalization-Based Interventions with Children, Young People and their Families