ホーム > 商品詳細

イタリアの修道院菓子~キリスト教とともに発展したイタリア菓子。中世から続くその物語と作り方~

佐藤 礼子  著

在庫状況 有り  お届け予定日 3~4日  数量 冊 
価格 \2,860(税込)         

発行年月 2023年08月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 191p
大きさ 21cm
ジャンル 和書/社会科学/生活科学/生活科学
ISBN 9784416621066
商品コード 1036367973
NDC分類 596.65
基本件名 菓子
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1036367973

著者紹介

佐藤 礼子(著者):東京都生まれ、イタリア・シチリア在住。イタリア料理人、菓子職人を経て、洋菓子の商品開発やカフェの店舗企画のなどに従事。2004年にイタリアに渡り、スローフードの学校で、イタリア全土の郷土料理、郷土菓子を学ぶ。2006年から「ラ ターボラシチリアーナ」を立ち上げ、シチリアの郷土菓子や家庭料理を研究しながら、食に関する現地コーディネートなども行う。著書に『イタリア菓子図鑑』『シチリアの伝統菓子とマンマの手作り菓子』(誠文堂新光社)、『シチリアのおうちレシピ』(講談社)がある。

内容

かつて砂糖やスパイスが貴重だった中世ヨーロッパにおいて、菓子技術の発展は修道院が中心になって担っていました。
薬草による医療、農業や耕具、食などさまざまな分野での研究と技術向上が修道院で行われ、
文化形成にあたって重要な役割を果たしてきたのです。
なかでも地中海に突き出した半島であるイタリアは、紀元前から先進国だったアラブ世界や古代ギリシャとの交易も盛んだったため、
いち早く新しい食材や菓子技術を得ることができました。

本書は、現在にまで受け継がれる伝統的なイタリア菓子のなかでも、そんな修道院発祥の菓子を紹介。
発祥にまつわる由来や物語に加えレシピも掲載します。
粉のおいしさが伝わる素朴なものや、スパイスや果物の砂糖煮をふんだんに使った貴族由来のものまで約75種。
また、レシピは伝統にのっとりながらも、日本でも再現できるように丁寧に解説しています。

日本でも修道院菓子は人気がありますが、
キリスト教のお膝元であるイタリアの修道院と菓子の歴史について丁寧に解説した、
今までにない資料性の高い保存版的な内容となっています。

■目次
Capitolo1 修道院発祥の祝い菓子
聖アントニオのチャンベッレ/カンノーリ/復活祭のカッサテッレ/聖ジュゼッペのゼッポレ/パスティエーラ…など

Capitolo2 修道院発祥のさまざまな菓子
リコッタと洋梨のタルト/トラピスト会のパンのケーキ/モンレアーレのビスコッティ…など

Capitolo3 修道院のふだんのおやつ
クロスタータ/修道女のリコッタケーキ/リンゴのケーキ/ベネディクト会のオレンジケーキ/洋梨のオーブン焼き…など

Capitolo4 菓子作りのために知っておきたいこと
基本のレシピ/材料について/イタリアの菓子用語/菓子にまつわるイタリア語早見表

ARITICOLI
聖人の日の菓子/修道院のハーブとリキュール造り/修道院のワインとビール造り/修道院の果実と保存食作り/修道院の暮らし

************************

目次

カート

カートに商品は入っていません。