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緩和ケアという物語~正しい説明という暴力~
岸本 寛史
著
発行年月 |
2015年07月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
215p |
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大きさ |
22cm |
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ジャンル |
和書/生命科学、医学、農学/外科学/臨床外科学 |
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ISBN |
9784422115931 |
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商品コード |
1018004300 |
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NDC分類 |
494.5 |
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本の性格 |
実務向け |
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新刊案内掲載月 |
2015年08月4週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1018004300 |
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著者紹介
岸本 寛史(著者):岸本寛史(きしもと・のりふみ)1966年生まれ。1991年京都大学医学部卒業。現在、高槻赤十字病院緩和ケア診療科部長。主な著書『癌と心理療法』『緩和のこころ』(誠信書房)『緩和医療レクチャー』(共編、遠見書房)『ナラティブ・オンコロジー(』(共編、遠見書房)『ナラティブ・ベイスト・メディスンの実践』(共著、金剛出版)『臨床ナラティブ・アプローチ』(共著、ミネルヴァ書房)『コッホの「バウムテスト[第三版]」を読む』(共著、創元社)ほか。主な訳書『MDアンダーソン・サイコソーシャル・オンコロジー』(共監訳、MEDSi)『ナラティブ・ベイスト・メディスン』(共監訳、金剛出版)『ナラティブ・メディスン』(共訳、医学書院)『関係するこころ』(共訳、誠信書房)『バウムテスト[第3版]』(共訳、誠信書房)ほか。
内容
患者の個々の価値観や状況、医療の文脈を無視して、緩和ケアの「正しい理解」を促すことは、時として倫理的暴力となることもある。ナラティブ・アプローチは患者の個別の物語に固有の価値を見出し、患者を語り手として尊重し、複数のナラティブの共存を認める。患者が抱くストーリーを医療の中心に置いた時に見えてくる世界を、著者が経験した具体的な事例とともに描き出す。医療者だけではなく、がん医療に関心のある全ての方へ。