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被虐待体験によるこころの傷とその癒し~イメージを用いた心理療法の支援プロセスモデルの構築~(箱庭療法学モノグラフ 第14巻)
廣澤 愛子
著
発行年月 |
2020年10月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
8p,231p |
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大きさ |
21cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/心理学/臨床心理・精神療法 |
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ISBN |
9784422117485 |
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商品コード |
1032281228 |
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NDC分類 |
146.8 |
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本の性格 |
学術書/実務向け |
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新刊案内掲載月 |
2020年11月4週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1032281228 |
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著者紹介
廣澤 愛子(著者):廣澤愛子 (ひろさわ・あいこ)1974年生まれ。大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程単位修得退学。名古屋大学大学院環境学研究科社会環境学専攻心理学講座修了。現在、福井大学学術研究院教育・人文社会系部門准教授。博士(心理学)。臨床心理士。公認心理師。主な著訳書に『昔話から学ぶ人間の成長と発達』(ナカニシヤ出版,pp.33-37,pp.62-67,2015年,分担執筆)、『自閉症とパーソナリティ』(創元社,2006年,共訳)。主な論文に「自閉スペクトラム症の児童と支援者の相互作用プロセス」(発達心理学研究,30(2),61-73,2019年,共著)、「非専門家(大学生)による学校支援ボランティアが果たす役割」(臨床心理学,18(6),743-753,2018年,共著)、「被虐待児・者に対するイメージを用いた心理療法「支援効果の機序」の検討」(心理臨床学研究,32(1),39-50,2014年)など。
内容
近年、トラウマに関する臨床と研究は急速に発展し、さまざまな臨床的アプローチが生み出されている。本書では、事例研究を通して、被虐待体験があるクライエントに対するイメージを用いた心理療法の支援プロセスモデルを構築し、その留意点や利点を明らかにする。またその際、回復過程におけるイメージの作用、セラピストの役割、クライエント―セラピスト関係の特徴などを段階的に捉え、セラピストの参照枠となることを目指した。