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ボールの心理臨床~プレイセラピーにおけるボールのやり取りをめぐる体験からの探究~(箱庭療法学モノグラフ 第18巻)
高橋 悟
著
発行年月 |
2022年10月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
7p,179p |
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大きさ |
21cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/心理学/臨床心理・精神療法 |
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ISBN |
9784422117522 |
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商品コード |
1034974874 |
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NDC分類 |
146.82 |
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本の性格 |
学術書/実務向け |
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新刊案内掲載月 |
2022年11月3週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1034974874 |
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著者紹介
高橋 悟(著者):髙橋悟(たかはし・さとる)
1976年、東京都生まれ。2005年、京都大学大学院教育学研究科博士後期課程指導認定退学。京都大学博士(教育学)。臨床心理士。公認心理師。埼玉工業大学人間社会科学部心理学科専任講師、島根大学教育学部准教授、島根大学人間科学部准教授を経て、現在は島根大学人間科学部教授。専門は臨床心理学。
著書に『生徒指導・進路指導』(協同出版,2018年,分担執筆)など。論文に「TAT反応から得られる自己理解に関する研究――気づきのプロセスに着目して」(学生相談研究,30(2),112-123,2009年)、「心理療法において自覚される『自分のなさ』について」(心理臨床学研究,29(5),551-562,2011年)、「プレイセラピーにおける分離と対峙――ボールの蹴り合いと主体の確立」(箱庭療法学研究,29(3),39-49,2017年)、「プレイセラピーにおいてボールがもたらす体験について――ボール遊びにおける分離と一体感、そして自他を超えるもの」(臨床ユング心理学研究,3(1),17-27,2017年)など。
内容
子どものプレイセラピーでしばしば登場するボール。心理臨床場面において、ボールという遊具がセラピストとクライエントの間を行き交い、やり取りされることで、両者の内面で何が体験され、また関係性にどのような影響がもたらされるのか。プレイセラピーの事例における、ボールのやり取りが生じるまでのプロセス、あるいはやり取りの内的体験を読み解くことで、心理療法で“ボール”が果たす機能・役割について考察を深める。