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BTS、ユング、こころの地図~『MAP OF THE SOUL:7』の心理学~
マリー・スタイン,
スティーヴン・ビュザー,
レオナード・クルーズ
著
大塚 紳一郎
翻訳
発行年月 |
2022年05月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
214p |
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大きさ |
19cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/心理学/精神分析 |
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ISBN |
9784422117751 |
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商品コード |
1034432176 |
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NDC分類 |
146.15 |
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本の性格 |
学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2022年07月1週 |
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書評掲載誌 |
朝日新聞 2022/07/23 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1034432176 |
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著者紹介
マリー・スタイン(著者):アメリカのユング派分析家。国際分析学会副会長。シカゴのユング研究所で20年にわたり教育分析家を勤める。2003年以来スイスに住み、現在はISAP Zurich(チューリッヒ国際分析心理研究所)の訓練分析家。2001‐2004年、IAAP(国際分析心理学会)会長、2008‐2012年ISAP Zurich所長。著書に『ユング 心の地図』(青土社)など多数。
スティーヴン・ビュザー(著者):医学博士。C.G.ユング研究所の2年間の臨床研修プログラムの卒業生で、アッシュビル・ユング・センターの共同創設者。20年以上にわたり個人で精神科医として働いてきた。Chiron Publicationsの発行人を務めている。
レオナード・クルーズ(著者):医学博士。Chiron Publicationsの編集長で、アッシュビル・ユング・センターの共同創設者でもある。著書に『The Unconscious Roots of Creativity』、共著書に『DSM-5 Insanely Simplified』など。
大塚 紳一郎(翻訳):1980年、東京生まれ。臨床心理士・公認心理師。2002年慶應義塾大学文学部卒。2009年甲南大学大学院人文科学研究科博士後期課程単位取得退学。現在、大塚プラクシス。訳書に『ユング 夢分析論』『分析心理学セミナー』『心理学の7つの大罪』『医師が死を語るとき』(すべてみすず書房)など。
内容
いまや世界的な大スターとなったK-POPグループ、BTS(防弾少年団)。その4枚目のフルアルバム『MAP OF THE SOUL:7』のタイトルは、ユング派分析家マリー・スタイン氏の著書に由来していると言われており、収録曲にも「ペルソナ」や「シャドウ(影)」「エゴ(自我)」などユング心理学にまつわるキーワードが散りばめられている。
BTSはいったいそこで何を表現しようとしているのか。そして、なぜユング心理学を題材に選んだのか――。
BTSのアルバムにインスピレーションを与えたとされるスタイン氏本人が、ユング派分析家という立場から『MAP OF THE SOUL:7』を読み解く。アルバムの考察書にしてユング心理学の入門書。
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『MAP OF THE SOUL : 7』に収録された曲の意味の深さに、世界中のBTSのファンはきっと驚くことになるだろう。このアルバムに収録されているのは、努力や野心といったものが持つ意味について、世俗的な成功の危うさと虚しさについて、さらには人生という旅路において、たとえ多くの落とし穴に遭遇したとしても立ち直り、先へと進んでいく、人間の精神の驚くべきレジリエンスの力について、聴く者を深い水準の内省へと導くことができる曲だ。(「はじめに」より抜粋)
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●訳者からのメッセージ●
本書を読まなくても、ユング心理学の難しい理論を知らなくても、BTSの音楽や映像作品はもちろん心から楽しむことができます。最良のアートには、いつだって理性を超えていく力が備わっているのですから。でも本書を読めば、BTSが『MAP OF THE SOUL:7』で見事に表現しているもの──「ペルソナ」「影」「自我」──は、自分自身の人生にとっても大切な何かなのだという実感がきっと生まれてくるはずです。そのことは『MAP OF THE SOUL:7』を、そして他のBTSの作品を、これまで以上に深く愛することの助けになってくれるでしょう。ユング心理学がBTSに本気で取り組んだ一冊を、ここにお届けします。(大塚紳一郎)