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難病療養者のこころ~心理臨床と生命倫理の視点から~
鎌田 依里,
峯村 優一
著
発行年月 |
2023年02月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
8p,210p |
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大きさ |
21cm |
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ジャンル |
和書/生命科学、医学、農学/内科学/全身性・一般的疾患 |
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ISBN |
9784422117898 |
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商品コード |
1035737088 |
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NDC分類 |
493.11 |
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本の性格 |
実務向け |
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新刊案内掲載月 |
2023年04月1週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1035737088 |
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著者紹介
鎌田 依里(著者):鎌田依里(かまだ・えり)
はじめに・第1章~第4章・第8章~第10章・付章・資料・おわりに
1981年生まれ。京都大学大学院教育学研究科博士後期課程単位取得満期退学。臨床心理士、公認心理師。愛知県女性相談センター、愛知県小牧市教育委員会、国立病院機構名古屋医療センター等での勤務を経て、現在、群馬パース大学医療技術学部/教養部助教。専門は臨床心理学。研究テーマは難病療養者への心理的な支援。著書『難病と診断されたあなたへ』(監修,群馬県難病相談支援センター,2022)、論文「初期訓練中に受けたスーパーヴィジョンが与え続ける影響」(心理臨床スーパーヴィジョン学,2022)、「コロナ禍における心理臨床特集『死なないはずの病いが、死ぬかもしれない病いへと変貌した、今』を生き抜くために――難治性疾患療養者支援の現場より」(心理臨床スーパーヴィジョン学,2021)、「慢性の病いを抱えて生きるひとの羨望に目を向け、かかわる意味」(京都大学大学院教育学研究科紀要,2019)など。2012年より沖縄県難病相談支援センター会報誌アンビシャスに「こころの現場から」を毎月連載。
峯村 優一(著者):峯村優一(みねむら・ゆういち)
第4章~第7章・おわりに
1973年生まれ。ニューヨーク州立大学バッファロー校人文科学部哲学科博士課程修了。哲学博士。京都府立医科大学博士研究員としての勤務を経て、現在、群馬パース大学医療技術学部/教養部講師。専門は倫理学、哲学。生命倫理、研究倫理の研究を行っている。
論文「Measuring the Organizational Environment : The Analysis of the Survey of Organizational Research Climate」(Journal of Philosophy and Ethics in Health Care and Medicine, 2022)、「倫理的な意思決定とセンスメイキングの戦略」(京都府立医科大学教養教育論文集フマーナ,2020)、「リーン・ラダー・ベイカーの構成説における人間の概念分析」(医学哲学・医学倫理,2016)、「米国における脳死論争の実体概念の分析」(生命倫理,2014)など。
内容
難病を抱えて生きる人たちの多様なこころのありようを理解し、効果的な心理的支援を行うために必要な知見を心理臨床、生命倫理の視点から提供する。難病対策に関わる法律や制度の概要から、難病療養者が自己決定する際のこころの動き、自律尊重原則や正義原則など難病支援の基礎となる倫理的原則、そして難病療養者への心理的支援の実際まで、難病支援に携わるすべての人に知っておいてほしい内容を具体的に示した実践的テキスト。