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死の講義~死んだらどうなるか、自分で決めなさい~

橋爪 大三郎  著

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価格 \1,870(税込)         

発行年月 2020年09月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 281p
大きさ 20cm
ジャンル 和書/人文科学/宗教/宗教哲学・宗教社会学
ISBN 9784478111192
商品コード 1031931616
NDC分類 160.4
基本件名 宗教
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2020年11月2週
書評掲載誌 読売新聞 2023/02/05
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1031931616

著者紹介

橋爪 大三郎(著者):橋爪大三郎(はしづめ・だいさぶろう)。1948年生まれ。社会学者。東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。東京工業大学名誉教授。著書に『はじめての構造主義』『はじめての言語ゲーム』(ともに講談社現代新書)、社会学者・大澤真幸氏との共著に、『ふしぎなキリスト教』(新書大賞2012を受賞)などがある。

内容

本書は、死んだらどうなるかの話。といってもスピリチュアルな本ではなく、「死」とは何かについて、知の達人橋爪大三郎氏が、宗教社会学の視点から鮮やかに、説明する本。

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生き物はそもそも、すべて死ぬのです。しかし、生き物は、死ぬそのときまで、死ぬと思っていません(たぶん)。人間は違います。うんと小さい子は別として、ちょっと知恵がつくと、みんな死ぬらしい、自分も死ぬだろう、と思うようになります。

では、死んだらどうなるとわかっているのでしょうか。(中略)そう、複雑な社会には宗教というものができるのです。いくつも宗教がある。それは、死んだらどうなるか、の考え方がいくつもあるということです。

これまで人類に大きな影響を与えた宗教は、キリスト教、イスラム教、ヒンドゥー教、儒教、仏教、の五つです。それぞれ、人間は死んだらどうなるか、についてしっかりした考え方をもっています。

そこでこの本では、これらの宗教が、人間は死んだらどうなると考えているのか、詳しく追いかけることにします。(本書の「はじめに」より)

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死んだらどうなるのか、死んでみるまでわからない。だから、死んだらどうなるのかは、自分が自由に決めていい。宗教の数だけ、人びとの考え方の数だけ、死んだらどうなるのか、の答えがある。そのどれにも大事な生き方が詰まっており、人生の知恵がこめられている。



コロナ禍で「死」をこれまで以上に身近に感じている多くの人々に読んでほしい一冊。

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